OSAKA SEIKEI TOPICS
2022.03.29
ニュースリリース
大学,研究所
バルセロナ五輪シンクロナイズドスイミング(現:アーティスティックスイミング)銅メダリストの奥野史子氏が、2022年4月1日より本学のスポーツイノベーション研究所所長(兼 大阪成蹊大学 特別招聘教授)に就任いたします。
SDGs目標である「すべての人に健康と福祉を」など、スポーツの力がはたす役割に期待が高まっています。同研究所ではトップアスリートの経験を背景にスポーツ界をはじめ多方面の見識を有する奥野史子氏の招聘により、スポーツを基軸とする新たな価値共創に一段と取り組んでまいります。
【奥野史子氏紹介】
京都市生まれ。同志社大学大学院修了。バルセロナ五輪シンクロナイズドスイミング(現:アーティスティックスイミング)銅メダリスト。1994年の世界選手権ローマ大会で、史上初の芸術点オール満点を記録し日本人初の銀メダルを獲得。
1995年に現役引退し、その後はスポーツコメンテーターとして各種メディアで活動。京都市教育委員や文部科学省中央教育審議会委員などの公職を歴任し、他にも日本水泳連盟アスリート委員も務める。
また、小児がんと闘う子どもや家族の支援団体「チャイルド・ケモ・ハウス」への協力など社会活動にも取り組む。
2015年からは、びわこ成蹊スポーツ大学(※)の客員教授を務めています。
(※)びわこ成蹊スポーツ大学は、大阪成蹊大学と同じ学校法人 大阪成蹊学園が運営する大学です。
【大阪成蹊大学 スポーツイノベーション研究所について】
大阪成蹊学園のこれまでの教育研究の蓄積を生かし、本学教員と学外のスポーツ関連組織との連携のもと、「スポーツによる新たな価値共創」をめざして、スポーツ振興に関する調査分析や政策提言、受託研究、シンポジウム・研究会の開催などに取り組んでいます。 (株)セレッソ大阪と共催で社会人を対象とした「スポーツイノベーションアカデミー」の開催や、経済産業省が主導する実証事業「大学リソースを活用した部活動の地域移行の受け皿整備の検証」 など、学術研究とスポーツ領域における課題解決の接点を強化し、我が国のスポーツイノベーションの深化を目的とした研究活動を進めています。