OSAKA SEIKEI TOPICS
2021.12.21
お知らせ
データサイエンス学部,大学
2021年12月8日(水)に、シンポジウム「データサイエンスへの期待2021」を開催しました。
大阪成蹊大学では2023年4月に西日本の私立大学では初となる「データサイエンス学部(仮称)※」の設置構想を掲げています。今回のシンポジウムは学部の開設に先駆けて、近年注目を集めると同時に高校生の進学選択肢としても関心が高いデータサイエンスへの理解を深めることを目的に開催されました。
当日は大阪府教育委員会、大阪市教育委員会の皆様をはじめ、高等学校の教員の皆様等、200人を超える教育関係者等の方々にご来場いただきました。
【司会進行】中村 佳正(大阪成蹊大学 副学長、データサイエンス学部設置準備室長)
今回のシンポジウムでは3つのセッションにおいて、我が国のAI・数理・データサイエンス分野をリードする研究者と企業人が登壇し、データサイエンスと高校教育との関わりに加えて、データサイエンスを巡る世界の動向や産業界からの提言などを議題として取り上げました。京都大学の吉川教授による「データサイエンスは21世紀における読み書きそろばん」は、これからのデータサイエンスの役割を的確に表現したものとして印象的でした。セッション後の討論の時間には、講演者と討論者との熱い議論が交わされました。
今後も、2023年4月の「データサイエンス学部(仮称)※」の開設に向けて、準備を進めてまいります。
開会のごあいさつ
石井 茂 (大阪成蹊学園 理事長・総長)
セッション1: データサイエンスのための情報教育
「社会とデータサイエンス教育」
講演者 吉川 正俊(京都大学 情報学研究科・教授)
討論者 鎌原 淳三(神戸大学 海事科学研究科・准教授)
セッション2: データサイエンスのための高校数学と統計学
「データサイエンスのための統計学」
講演者 上阪 彩香(大阪大学 数理・データ科学教育研究センター・特任助教)
講演者 狩野 裕(大阪大学 基礎工学研究科・教授)
セッション3: 「人と社会のデータサイエンス」をめざして
①「企業におけるデータサイエンティストに必要なスキルとマインド」
講演者 服部 翔大(日本IBM株式会社 IBMコンサルティング・データサイエンティスト)
討論者 小山田 耕二(京都大学 学術情報メディアセンター・教授)(左奥)
②「グローバル人材とデータサイエンス」
講演者 平賀 富一(大阪成蹊大学 経営学部・教授、国際経済連携推進センター・理事、
ニッセイ基礎研究所・客員研究員)
閉会のごあいさつ
武蔵野 實(大阪成蹊大学 学長)
※開設予定(設置構想中)。設置計画は予定であり、内容に変更が生じる可能性があります。