OSAKA SEIKEI TOPICS
2021.08.06
お知らせ
経営学部,産官学連携
経営学部経営学科食ビジネスコースでは、企業や自治体との連携授業を積極的に行っています。
今回食ビジネスコースの学生が、大阪府・大阪府漁業協同組合連合会・地元のキムチメーカー「西友フーズ」と連携し、大阪産(もん)の「泉だこ」と旬の野菜を使用した海鮮キムチの開発に取り組みました。
大阪湾は魚庭(なにわ)の海と呼ばれ、たくさんの種類の魚介類が取れます。泉だこは、平成22年5月に大阪府の水産物では唯一の地域団体商標として登録されG20サミットでも提供された、風味がよく柔らかい大阪産(もん)のブランドタコです。今回は地元企業と学生がタッグを組む形で、この泉だこの知名度アップをめざして商品開発を行いました。
【商品開発に参加している食ビジネスコース3年生の八田乃々楓さんのコメント】
「泉だこは大阪の漁業関係者が4年かけて地域団体商標に登録するなど多くの方の努力や想いが詰まっているタコなので、泉だこの知名度を上げ、たくさんの地元の方に食べてもらいたいと思っています。泉だこは火を通しすぎると固くなってしまい特徴である身の柔らかさが損なわれてしまうので、一番おいしく食べられる状態を模索しつつ、季節の旬の野菜との組み合わせやベストな味付けを見つけ、双方の魅力を最大限に活かした商品の開発をめざしました。新型コロナウイルスによって気持ちが晴れない日々が続きますが、少しでも地元のおいしい食べ物で元気になっていただき、地元食材の地産地消によって地域活性化に役立って、明るい光になれたらなと思っています。」
▲食ビジネスコース3年 八田乃々楓さん
また今回の商品開発ではクラウドファンディングが活用されています。集まった資金は、パッケージの作成や食材・容器などの開発費と、返礼品の原材料を仕入れて工場で加工、発送するまでの経費に充てられる予定です。
参考:クラウドファンディングサイト「タノメルクラファン」
大阪産(もん)泉だこ知名度向上プロジェクト!~海鮮キムチ商品化~