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経営学科食ビジネスコースが日本ハム株式会社を招き特別授業を実施

2021.06.24

お知らせ

経営学部,産官学連携

経営学部 経営学科 食ビジネスコースでは社会とつながる実践的な学びを大切にしており、食品業界の最前線で活躍されているゲストスピーカーによる特別授業を数多く開講しています。

2021年6月7日(月)、日本ハム株式会社 中央研究所次長の菅原幸博氏をお招きし、「食品の加工技術と新規事業の創出」をテーマに特別授業を実施しました。

初めに、日本ハムグループが2030年ビジョンとして掲げる「たんぱく質を、もっと自由に。」の内容と、日本ハム株式会社 中央研究所の活動について紹介がありました。
その後、食の一次機能(栄養機能)・二次機能(感覚機能)・三次機能(生体調節機能)や、コラーゲン、エラスチン、イミダゾールジペプチドなどの食品機能性素材についての講義があり、原料・製法・機能性などを、応用事例や研究データを示しながら分かりやすく説明して頂きました。

授業の後半では、食品業界における新規事業の創出に求められる要件やビジネスモデル、事業分析のフレームワークを学び、学生が興味を持った機能性食品素材を一つ選んで、実際に新規事業を考える演習に取組みました。


▲菅原氏による特別授業の様子

特別授業を受講した学生からは、
「日本ハムは食肉と加工食品事業だけでなく、新規事業に繋がる研究にも取り組んでいることに驚きました。」
「副産物から様々な機能性食品素材を抽出する技術があって面白かったです。」
「イミダゾールジペプチドがパフォーマンス向上や疲労回復機能を持つことを知って、自分もスポーツをやっているので、試してみたいと思いました。」など多くの感想が寄せられ、授業を通じて食品加工技術と新規事業の創出について理解を深めることができたようでした。

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