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令和3(2021)年度 大阪成蹊大学 / 大阪成蹊大学大学院の入学式を挙行

2021.04.07

お知らせ

大学

2021年4月1日(木)に、大阪成蹊大学 / 大阪成蹊大学大学院の令和3(2021)年度入学式をグランキューブ大阪メインホールにて挙行し、782名の新入生(3年次編入含む)を迎えました。
本年度は、新型コロナウイルス感染症への感染防止の観点から、3密を避けるために大学、短期大学それぞれの式典を午前・午後に分け、会場入り口での手指消毒や検温などを実施の上で、新入生のみ参加での開催となりました。

武蔵野学長は、本学の教育の特徴であるアクティブラーニング、初年次教育、キャリア教育やSDGsについての学びなどを紹介し、「感謝、思いやり、誇りといった感情をもって生きていくことは、一人ひとりの人格・品性を高めていくもので、ひいては人間力の基本となります。明日からの大学生活、友人を作り、学習に励み、さまざまな活動に挑戦しながら成長されることを期待します。」 と式辞を述べました。

武蔵野 實 大阪成蹊大学学長 式辞全文


▲武蔵野 實 大阪成蹊大学学長

続いて新入生代表による宣誓が行われ、大阪成蹊学園 石井 茂 理事長・総長より祝辞として、本学園において最も大切な「建学の精神」と「行動指針」についての紹介がありました。

「『桃李不言下自成蹊』、この言葉の意味は桃や李(すもも)は何も言わないが、その美しい花や実に惹かれて多くの人が集まってくる、そしてその木の下には自然に蹊(こみち)ができるというものです。
これを人に置き換えますと、徳や能力のある人のもとには、自然に多くの人々が集まって来て繁栄するという意味です。これは紀元前、中国の前漢時代に生きた歴史家『司馬遷』によって書かれた『史記』の一節にある言葉で、当時の『李広』という将軍を褒めたたえた言葉です。李広将軍は『不言』すなわち口数の少ない人で美辞麗句など多くを語ることのない人であったけれども、人望が厚く人々は喜んで彼のもとに馳せ参じて戦ったと言われています。

また『忠恕』という言葉を行動指針としています。『忠恕』とは『論語』にある孔子の教えの基本となる言葉で『常に真を尽くし、他人の立場に立って考え行動する』という意味です。この『忠恕の心』の裏づけさえあれば智も意地も人の心に素直に収まるものであり、『忠恕』こそが人間関係を良くし組織や社会を良くするための要諦であります。

大阪成蹊学園ではこの『桃李不言下自成蹊』を建学の精神とし、『成蹊』を学園名として、人望が厚く、人が頼りにして集まってくる、その様な『人間力』のある人を育てることを教育目標としています。」

人間力を構成するさまざまな要素を分析し開発した本学独自の「LCD教育」(L リテラシー、C コンピテンシー、D ディグニティ)についても言及し、課題解決型授業や多彩なインターンシップ、クラブ活動などに積極的に参加するよう新入生にエールを送りました。

石井茂 大阪成蹊学園理事長・総長 祝辞全文


▲石井 茂 大阪成蹊学園 理事長・総長

新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。