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造形芸術学科 浅田伸准教授が国際的なデザインコンペティションでデザインアワードを受賞

2021.02.08

ニュースリリース

芸術学部,産官学連携

毎年イタリアで開催される国際的なデザインコンペティションであるA’ Design Award & Competition(エープライムデザインアワード&コンペティション)で、芸術学部 造形芸術学科 バーチャルメディア・ボイスクリエイターコース(同コースは、2021年4月開設)、浅田伸 准教授の作品がデザインアワードを受賞しました。

A’ Design Award & Competitionは、あらゆる分野の企業、デザイナー、イノベーターに公正かつ道義的で、競争力のあるプラットフォームを提供し、世界中の関心のある人々に受賞者の成功と才能を紹介することを目的としています。世界最大級のコンペティションで、約100か国のデザイナーが参加しており、50を超える言語で作品を募集しています。

同コンペティションには、インダストリアルデザイン、建築デザイン、プロダクトデザイン、コミュニケーションデザイン、サービスデザイン、ファッションデザインなど100以上の多岐にわたるカテゴリーがあり、浅田准教授は、「Education, Teaching Aid and Training Content Design Award Category(教育・教材・教育内容のデザインカテゴリー)」に応募し、「海といのちのエンドレスチェイン(英題 Sea and Life VR Experience)」という作品で今回受賞を果たしました。

<作品紹介>
この作品は、小中高生がVR空間に没入し、楽しみながら学ぶためのエデュテイメント(教育用エンターテイメント)作品です。前半の”ムービーサイド”では、海の環境問題を解説する360度動画となっており、視聴者はドームスクリーンまたはHMD(ヘッドマウントディスプレイ)で迫力ある映像を眺めつつ、環境問題の実情を学ぶことができます。 後半の”ゲームサイド”では、VRゲームで海の中へ没入する疑似体験を味わいながら、生物を捕まえるたびに出題される四択のクイズに回答し、前半で学んだ知識を再確認することができます。イベントの実施において、子どもたちはゲームで得点を競うために、すすんで何度もムービーサイドの学習を繰り返し、ゲームサイドに挑戦し続けます。
この作品を体験することで、誰でも簡単に、楽しみながら、しかも安全に、海にまつわる環境問題への意識喚起を促すことができます。

コンペティションホームページ内 作品紹介


▲沖縄の海中にて撮影された360度映像


▲”ゲームサイド”は浅瀬、海中、深海の三段階にステージが分かれ、難易度の高いクイズが出題される


▲本物の探査船「しんかい6500」の船室(耐圧殻)内も、360度動画で体験できる


▲HMD(ヘッドマウントディスプレイ)やドーム型スクリーンで楽しく学ぶ子どもたち

本作品は、日本財団、総合海洋政策本部、国土交通省が推進する「海と日本プロジェクト」において企画された「海のVRスタディプロジェクト」が母体となって制作し、浅田准教授は映像&ゲームディレクターとして参画しました。

報道発表資料

 

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