食ビジネスコースでは経営学はもちろん、食物学、情報学を含めた文理融合のカリキュラムにより食のマネジメント力を養い、高度化・グローバル化する食産業のさまざまな分野で求められる専門性と人間性を身につけます。
学びの領域
食ビジネスコースでは経営学はもちろん、食物学、情報学を含めた文理融合のカリキュラムにより食のマネジメント力を養い、高度化・グローバル化する食産業のさまざまな分野で求められる専門性と人間性を身につけます。
学びの特徴
大手企業や行政機関との連携プロジェクトによる商品開発や、実際の企業での課題解決(PBL型授業)に挑戦するなど、学生時代から実社会での取り組みに参加することで社会の即戦力を育成します。さまざまなマスコミ(NHK「ニュースほっと関西」、テレビ大阪「やさしいニュース」、J:COM park、日本経済新聞、食品経済新聞、日本食糧新聞など)から紹介されました。
ローソン加盟店約2,500店舗で販売!
ローソン、和田萬と連携して学生が考案した黒ごまのアップサイクル食品を共同開発。商品企画、試作、パッケージ、POP、PR 動画等の制作に取り組み、商品化と発売イベントの運営にも挑戦しました。
本コラボ商品は近畿エリアのローソン加盟店約 2,500店舗で販売され、売上目標を達成。また、『アグリカルチャーコンペティション 2024』大会において最優秀賞を受賞しました。
“なにわの伝統野菜”
「大阪市の農産物と都市農業を幅広い人に伝える」をテーマに、大阪市、サラヤ、ジェイコムウエストの3団体と連携して、なにわの伝統野菜に認証された大阪黒菜を使用したオリジナルパンを開発しました。
開発にあたっては、農地の見学からはじまり連携企業や団体との打ち合わせ、商品の試作・試食など多くのプロセスを経験。関連する方々の想いを形にした商品となりました。
ニッポンハムグループと
中日本フードとのプロジェクトにより、大豆ミートを使った惣菜の商品開発に成功。学生が開発した商品は「アグリカルチャーコンペティション2023」にて優秀賞を受賞。また、湯快リゾートと共同開発した地球環境にやさしいメニューは湯快リゾート29ホテルにて期間限定で提供されました。
地元野菜を使って健康に
いずみピクルスとの連携によるオリジナル商品の共同開発は、毎回好評により2018年から6年間に渡り実施され、これまでに10アイテム以上を商品化しています。2024年度は商品開発のほか、子ども向けの食育イベントも実施しました。
食ビジネスコースの1学年あたりの学生数は20〜30名と、他学の定員と比較してもかなりの少人数となっています。また、教員との距離が近いため、質問がしやすく授業内容を全員がしっかり理解することができます。
グループワークを取り入れた産官学連携授業では仲間と一緒に切磋琢磨しながら知識を共有し、現場の課題解決に向けて取り組みます。複数人数で課題を進めることにより、企業で活躍するために必要な「協調性」や「聴く力」、企画・提案にも欠かせない「伝える力」を養います。
石倉 久里朱さん
これまで食や農業に関連する大手企業や行政機関など約40の機関と連携した授業により、実際の現場でのリアルな学びを身につけます。
ニッポンハムグループ、ヤンマーグループ、㈱ローソン、㈱和田萬、いずみピクルス、㈱ジェイコムウエスト、㈱サラヤ、佐竹食品㈱、㈱カノー、日乃本食産㈱、大阪府、大阪市、大阪府立環境農林水産総合研究所、国立循環器病研究センター ほか
就職も安心!
多くの卒業生が
食関連の業種・職種へ
株式会社ローソン
就職
金山 ぼたんさん
大阪市農業協同組合
(JA大阪市)就職
加藤 碧さん
株式会社ライフ
コーポレーション就職
南野 愛優花さん
食Pro.
国家戦略・プロフェッショナル検定の一つで、生産(1次産業)、加工(2次産業)、流通(3次産業)の一体化や連携により、地域農林水産物を活用した加工品の開発など、食分野で新たなビジネスの創出を担う人材を認定、育成する資格。
食の商品開発、レストランプロデュース、販促・メディアなど、フードビジネスのすべてに関わり、食をテーマに「ヒト・モノ・コト」を総合的にプロデュースし、食の最前線で活躍することを目的とする資格。
この人に学ぶ!
食の学びを支える教員紹介
実社会の課題に対し、食ビジネスの現場で試行錯誤しながら、解決策を提案するPBL(課題解決型)授業に取り組んでいます。主体的に学ぶことで商品開発やマーケティング、マネジメントなどの専門的なスキルを身につけ、企業や自治体で即戦力となれる人材を育成しています。
大手総合食品メーカーにて、食物アレルギー配慮食品の研究開発や新規事業、グループの経営企画などを担いました。安全・安心なフードシステムを構築するため食品防御の研究にも取り組んでいます。博士(農学)。「農林水産技術会議会長賞」受賞。
産地から食卓まで、食に関わる職業のすべてを食ビジネスといい、本コースではそれに関連する知識・技能の習得をめざします。また、経営系の学部でありながら調理の授業があるのも特徴のひとつです。さまざまな角度から食のマネジメント力を学び、夢の実現に向けて挑戦しましょう。
専門領域は、食品安全マネジメント、フードコミュニケーションです。食と健康および食の安全・安心を実現できる人材を育てるため、食品学、栄養学、調理学、食品安全マネジメントなどの教育に力を入れています。管理栄養士。「日本マグネシウム学会奨励賞」受賞。
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