幼稚園、中学校・高等学校、美術館、福祉施設、地域支援などの現場と連携しながら「社会における美術の役割と実践方法」を研究し、創作と鑑賞の両面での美術教育や、美術マネジメントの力を高めます。美術を社会と結びつけ、コミュニケーションツールとして活用する能力を身につけます。
Point
1
社会で活きる美術表現を学ぶ
美術を通じたコミュニケーション力の養成に重点を置き、学校、美術館や地域社会における美術の役割と実践方法を学びます。
Point
2
実践型授業で指導力を養成
多様なワークショップや教育現場での実践型授業を通じて、造形指導スキルやマネジメント力を養成しながら指導力を身につけます。
Point
3
教員免許状と学芸員資格の取得をめざす
教職課程を履修することで、中学校・高等学校の美術科教員免許状、また、博物館学芸員課程の履修によって資格の取得をめざします。
Pick Up
1
造形芸術専門演習7(自治体との連携によるワークショップ)
アートプログラムの模擬体験やアートイベントの組み立てを行い、企画・実施までを体験する授業です。社会における表現活動の可能性を感じ取り、自分でそれを発想し、実現させる力を養います。
Pick Up
2
造形芸術専門演習8(美術科授業の体験演習)
学校における美術科教育のあり方を考え、実際に、中学校・高等学校の教育現場での授業演習を行います。美術教育への関心を深めるとともに、実践的な授業力を養います。
美術を通したコミュニケーションで豊かな社会を創造できる人材に。
教育現場や地域社会、福祉施設などさまざまな現場で仲間と協働しながら、美術を通じて社会の多様な場面で活躍できる力を身につけます。最近では箕面公園昆虫館や大阪城での展示やワークショップを学びの一環として実施。アートのスキル、知識、アイデアを活かして豊かな社会を創造できる人材を育てます。
コース主任大手 裕子教授
織作家として国内外で作品を発表。また学生とともに障がいのある人の表現と関わる活動を行い、ワークショップや展覧会なども企画、実施。
絵画教室、児童福祉施設、学芸員、教職 など
大学での出会いが自分の成長につながる。
オープンキャンパスで出会った表現教育コースの先生がとても楽しそうに話されていたので、こんな先生になりたいと思い、入学を決めました。学生生活では、先輩や友人から学ぶことも多く、人とのつながりのなかで自身の成長を実感できることもこの大学の魅力だと思います。今は帽子作りのワークショップを通じて、先輩方から学んでいます。
小西 健太さん 2年生