OSAKA SEIKEI TOPICS
2019.12.12
お知らせ
芸術学部,産官学連携
芸術学部のキャリアデザイン3の授業では、大阪市東成区と協働で、「SDGsの広報プロモーション」をテーマに、PBL(Project-Based Learnig)、課題解決型学修に取り組み、2019年12月7日(土)に発表会を実施しました。後期の授業で、20班に別れて課題に取り組み、学部内審査を経て当日は10班が発表しました。
大阪市東成区は、特にSDGsの目標17の「パートナーシップで目標を達成しよう」に重点を置き、福祉・健康・教育・まちづくり・環境などの各目標への取り組みを進めており、財界や官公庁が中心となって産官学連携でSDGsへの取り組みを進める「関西SDGsプラットフォーム」にも参加しています。
また大阪成蹊大学の芸術学部は、その専門性を社会に役立てる力として身につけるために、積極的に産官学連携した課題解決型授業に取り組んでいます。
<当日のご来賓・審査員>
(ご来賓・審査員)大阪市東成区長 麻野篤様
(ご来賓)大阪市東成区役所総合企画担当課長 奥本秀樹様
(ご来賓)大阪市東成区役所総務課担当係長 塩飽裕也様
(ご来賓)大阪市東成区役所総務課係員 千原佐和様
(審査員)武蔵野 實 学長
(審査員)門脇英純 副学長
SDGs目標12(つくる責任つかう責任)に関連した提案では、大量に廃棄処分される傘を、エコバックに変身させるアイデアや、ヒガシナリリメイクDAYを制定し、着れなくなった服をリメイクする講習会を東成区内の小学校で実施するアイデアなどが学生から発表されました。またSDGsとは何かを啓発する目的で、SDGsに関連したテーマで、東成区の連携先企業が販売する色鉛筆を使ってイラストを描くイベントなども提案されました。
計10班の発表後、アイデアの新規性、実現可能性などの観点から、以下の班が表彰されました。
最優秀賞:8班「消費期限が一目でわかるカレンダー付きエコバック」
優秀賞:18班「劇とクイズで学ぶ防災」
準優秀賞:20班「海の豊かさを守るには」
総評として、大阪市東成区長からは、「楽しんで聞かせていただきました。『社会実装』という言葉がありますが、誰が、どのようにおこない、具体的なメリットは何か、またどんな変化をもたらすのかなどをしっかり考えることが大切です。その意味で最優秀になった8班は実際に使っている場面をイメージできましたので、その点が非常によかったと思います。他のアイデアも面白く、区の行政を行なう上でヒントをいただきました。」と、コメントをいただきました。
▲大阪市東成区長の総評
▲TV局から取材を受ける門脇副学長
大阪成蹊大学では、行政、企業、地域と連携をした学びを今後も進めていきます。