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《学内レポート》芸術学部が2019年度新入生のフレッシャーズキャンプを実施

2019.04.23

お知らせ

芸術学部

芸術学部では2019年度新入生を対象に、2019年4月4日(木)、5日(金)の2日間、「フレッシャーズキャンプ」を実施しました。
このフレッシャーズキャンプは、新入生の大学生活の第一歩として、教員、上級生とともに宿泊研修を行い、新入生同士の交流を深め、今後の学習環境の基盤を築くことを目的としています。

各コース別に行われたフレッシャーズキャンプの内容をご紹介します。

【ビジュアルデザインコース/イラストレーションコース合同】

島全体にアート作品が点在する香川県「直島」を訪問。古い家屋を改修し、アーティストが家の空間そのものを作品化した家プロジェクト巡りや、ベネッセミュージアムなどグループで行動計画を立てて主体性を養い、チーム力の醸造を目指しました。


▲香川県のアートの島「直島」を見学

【美術・アート表現コース】

岡本太郎著「今日の芸術」を推薦図書としていたこともあり、昨年より48年ぶりに内部公開となった太陽の塔へ。50年前に作られた建造物であり芸術作品である岡本太郎の創造力に感嘆。
その後、国立民族学博物館において特別展と常設展鑑賞。二日目は京都国立近代美術館で開催中の「京都の染織」展と常設展を鑑賞し、細身美術館内茶室「古香庵」にて茶の湯体験後、京都府立植物園において植物の観察ドローイングを行いました。


▲「京都府立植物園」での植物の観察ドローイングスケッチの様子

【マンガ・デジタルアートコース】

今回は晴天にも恵まれ、淡路島にてクロッキー大会、スケッチ・写生に関するワークショップを開催、学生同士の交流とコミュニケーションを図りました。
また翌日は、徳島県鳴門市にある大塚国際美術館を訪ねました。世界中の有名絵画を完璧にレプリカし展示する美術館ですが、徳島県出身の米津玄師さんがNHK紅白歌合戦に出演した際、生中継の舞台となるなど、本物の作品と比較しても分からないほどの出来栄えの絵画ばかりで圧巻でした。


▲クロッキー大会、スケッチ・写生の様子

【インテリア・プロダクトデザインコース】

京都の伝統建築、現代建築、家具・工芸品などを見学しました。黄檗山萬福寺では、一般公開されていない場所に入れて頂き、門主、僧侶から寺院の経緯、建築様式、内部の造作などについて説明を受けました。河井寛次郎記念館では、寛次郎の実孫にあたられる学芸員の方から、氏のプライベートな人となりを含めたお話を伺う事ができました。橋本関雪記念館においても関雪の作品をはじめ、庭園、建物に込められた、作家関雪の意図や思い入れについて詳しく説明を受けてスケッチを行うことで、背景にある文化や歴史についての理解を深めることができました。


▲「黄檗山萬福寺」「橋本関雪記念館」を見学

【テキスタイル・ファッションデザインコース】

1日目、大阪府堺市にある手ぬぐいの「にじゆら」さんの工場へ。普段は、非公開である注染の現場を行程の説明をして頂きながら見学しました。
2日目は、4年間で最も利用する京都の染料店「田中直」、大阪へ行き、「七彩工芸」にて装苑賞受賞のデザイナーの作品を見学しました。


▲「にじゆら」にて、注染の現場を見学


▲染料店「田中直」を見学

【アニメーション・キャラクターデザインコース/ゲーム・アプリケーションコース合同】

兵庫県神戸市で北野異人館を見学し、その後宿泊施設にて研修を行ない、上級生による作品や授業課題の紹介を通じて、これからの学びへの理解を深めました。翌日はグループ毎に行動計画を立て、神戸市内のギャラリーや美術館、各観光施設を巡りました。


▲兵庫県神戸市の「北野異人館」を見学


▲施設内での研修の様子

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