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《学内レポート》マネジメント学科 食ビジネスコースが「食の安全管理の最前線」をテーマに特別授業を開催

2019.04.19

お知らせ

経営学部

2019年4月16日(火)、マネジメント学科 食ビジネスコースでは、農林水産省 食料産業局 食品製造課 食品企業行動室 課長補佐(総括・食品信頼対策班)杉田 敬一氏と同室 企画推進係 横田 まり氏をお招きし、特別授業を開講しました。

『民間規格を活用した食品の安全管理~JFS規格を中心に~』と題して、一般財団法人 食品安全マネジメント協会(JFSM:Japan Food Safety Management Association)が作成したJFS規格が誕生した背景、JFS規格の特徴、JFS規格取得企業の生の声、JFSの今後の展開および、食品安全を支える人材の育成講義のあり方などについて興味深く講義して頂きました。


▲杉田氏による特別授業の様子

わが国では安全・安心かつ信頼できる食品への消費者ニーズの高まりをうけ、HACCP※が制度化されるなど、企業では食品の安全管理体制の強化が課題となっています。

受講した学生からは、
「食品の安全管理制度の仕組みは難しかったけど、大切な取り組みだと感じました」
「企業から食品安全の専門人材が求められていることを知り、品質管理の仕事に興味をもちました」などの感想がありました。

農林水産省主催の「産学官連携による食品安全専門人材育成研究会」には、本学からも教員が参画しています。指導した教員にとっても、学生が食の安全管理について深く学ぶことで、将来の学生のキャリアの選択肢を増やすことができることを、あらためて認識する機会となりました。

※HACCP(Hazard Analysis Critical Control Point)とは、原材料の受入れから最終製品までの各工程ごとに、微生物による汚染、金属の混入などの危害要因を分析(HA)した上で、危害の防止につながる特に重要な工程(CCP)を継続的に監視・記録する工程管理システムです。

引用:農林水産省ホームページ
http://www.maff.go.jp/j/shokusan/sanki/haccp/h_about/

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