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《学内レポート》スポーツマネジメント学科の学生が「インターカレッジ・コンペティション2017」で賞を受賞

2018.02.09

お知らせ

経営学部,産官学連携

2018年1月31日(水)、一般財団法人関西ワールドマスターズゲームス・スポーツコミッション関西主催による「インターカレッジ・コンペティション2017」が開催され、マネジメント学部スポーツマネジメント学科から2チームが出場し、見事「日本体育協会賞」および「ネクストジェネレーション賞」を受賞しました。

このコンペティションは、2021年の「ワールドマスターズゲームズ※」の関西開催に伴い、ワールドマスターズゲームズが関西ひいては全国においてスポーツ・文化・産業などあらゆる分野で成果を生むような企画を学生から募集したものです。
※国際マスターズゲームズ協会が4年ごと、オリンピックの翌年に開催する、概ね30歳以上のスポーツ愛好者であれば誰もが参加できる生涯スポーツの国際総合競技大会。次回2021年には、アジアで初めて日本・関西で開催される。

当日はスポーツやスポーツビジネスについて学ぶ学生を中心に、関西の10大学から計21チームが出場しました。また、スポーツ庁、公益財団法人日本体育協会、一般財団法人関西ワールドマスターズゲームズ2021組織委員会など産官学の8団体から選出された方々が審査にあたりました。

スポーツマネジメント学科からは、2チームが出場しました。
日本体育協会賞を受賞した3年生のチーム(今岡寛侍、河瀬真央、田中将太、橋口亮)は、「『もったいない』でワールドマスターズゲームズ2021関西の参加者増加~オリンピック候補地でプレ大会~」の企画を発表しました。2020東京オリンピックの観戦後、スポーツをしたくなる心理を上手く活用して、関西ワールドマスターズゲームズ2021の参加者増を促進するといったもので、スポーツ教室の開催やオリンピック候補地でのプレ大会の開催から、ワールドマスターズゲームズ2021関西への参加申し込みへと導き、資金計画においてはクラウドファンディングを活用するといった理論に基づく具体性の高い実行計画が評価されました。

ネクストジェネレーション賞を受賞した2年生のチーム(上梨ライム、柴山沙也香、久連松宥里、白川実奈)の企画は、「健康寿命を延ばすために」というもので、世界一の平均寿命を誇る日本が、一方で寿命から健康年齢を引いた不健康な期間も長いということに着目し、「企業が健康経営に取り組む必要性」を訴えました。この企画は、従業員の適度な運動による健康習慣が企業全体の生産性を向上させる、という先行研究を踏まえたものです。この取り組みの一環として、企業が従業員に対しワールドマスターズゲームズ2021関西への参加を勧めることで、従業員は健康を、企業は生産性を手に入れ、ワールドマスターズゲームズ2021関西は多くの参加者を得ることができる、といった仕組みです。

3年生チームでリーダーを務めた今岡さんは、「緊張しましたが、準備からプレゼンテーションの練習、発表まで貴重な経験ができ、自信に繋がりました。」、2年生チームでリーダーを務めた上梨さんは、「学科での日々の学びはワールドマスターズゲームズ2021関西、さらにはその先の社会がより良くなるための鍵になっているということ、そして我々学生にもできることは多くあるのだということに気づかされました。決勝には進めなかったものの、チームで取り組んだこと、素晴らしい賞をいただけたことは大きな自信となりました。」と語りました。

学生たちは、他大学チームのプレゼンテーションからも多くを学ぶことができたようでした。学んだ知識を社会に還元するとともに、実社会における課題の解決を目標に置いたことで、より実践的な考え方を身につけることができました。

▼決勝大会の様子

▼発表の様子

▼表彰の様子


▼ゼミ指導教員、植田真司教授とともに

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