OSAKA SEIKEI TOPICS
2017.09.28
お知らせ
経営学部,国際交流・留学
スポーツマネジメント学科では、2017年9月4日(月)~11日(月)、1週間の海外スポーツビジネス調査に学生6名(2年生2名、3年生4名) が参加しました。
昨年度同研修で訪れた欧州サッカービジネスの最先端スペイン・バルセロナに続き、今年度はカレッジスポーツの本場であるアメリカ・カリフォルニアで研修を行いました。
カリフォルニアの州都サクラメント近郊の小都市・デービスに位置するカリフォルニア大学デービス校(UCD)では、アメリカのカレッジスポーツの現場を目の当たりにしました。
全米で1123の大学が加盟しているNCAA(全米大学体育協会)は、アメリカンフットボールやバスケットボールの入場料やTV放映権料、スポンサー収入やグッズ収益などを加盟大学に分配することで学生スポーツを支援する団体で、プロスポーツさながらのスポーツビジネスとして成り立っています。
UCDもその一つで、広大なキャンパスには陸上競技場をはじめテニスコート、アリーナ、野球場、サッカー場、3万人を収容するアメリカンフットボールスタジアムなどがあり、学生たちはその施設と環境の素晴らしさに非常に驚いていました。
施設見学の後にはアメリカンフットボールの試合も観戦し、その迫力に感動しました。
UCDのスポーツ局では、スポーツ財政や組織マネジメントに関する特別講義を受けました。UCDではスポーツだけで年間予算が32億円にものぼるということを知り、学生たちはその圧倒的な規模に大変驚いていました。
学生たちの関心が特に高かったスポーツ心理学の特別講義では「強いアスリートを育てるメンタルマネジメント」についての話に熱心にメモを取って聞き入っていました。
1兆円産業とも言われるアメリカのカレッジスポーツについて知ることで、日本のスポーツ庁が提唱する日本版NCAA(全米大学体育教会)の創設について考える上でも非常に勉強になりました。
▼UCDのチアガールとの交流
▼地元の人々が応援につめかけるカレッジフットボールは現地の花形スポーツ
▼学生の関心が高かったスポーツ心理学の特別講義の様子