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《開催案内》造形芸術学科 インテリア・プロダクトデザインコースが「椅子展2024」を開催(11/13~11/16)

2024.11.05

イベント

芸術学部

大阪成蹊大学芸術学部造形芸術学科インテリア・プロダクトデザインコースによる 「椅子展2024」を下記の通り開催いたします。

会期:2024年11月13日(水)-11月26日(火)月曜定休日 11:00-17:00
会場:江坂ひとときテラス
〒564-0063 大阪府吹田市江坂町2丁目2−15
江坂ひとときテラスのインスタグラムはこちら

本展覧会は、同コース2年生が前期授業で取り組んだ、「大阪府農林水産部みどり推進室森づくり課森林支援グループ」との官学連携授業の成果作品の発表です。 大阪府では府内産木材の活用活性を目指しており、大阪成蹊大学芸術学部同コースではSDGsに対するデザイン提案を、課題内容に積極的に取り入れています。 日本における木材自給率は2002年に18.8%と底を打って以来上昇傾向にありますが、2023年時点で42.9%と、いまだ半分以上を海外からの輸入に頼っている状態です。 「木材の地産地消」を推進することは、材木輸送時のCO2排出削減や、適切な管理による森林のCO2吸収率の向上など、環境問題に対するさまざまなメリットが期待できます。

今回は活用が望まれている大阪府産のヒノキ材とスギ材を材料として、学生が椅子のデザインを考案し、DIY作業によって実物制作を行いました。
DIYを想定したデザインにも、大量生産が抱える持続可能性の懸念に対する問題定義を含んでいます。 ヒノキ角材12本、スギ板材6枚という材料制限の中で、学生21名がそれぞれにオリジナリティを大切にしながら、「腰掛ける姿勢を支える道具」としての椅子を制作しています。

会場となる「江坂ひとときテラス」は「里山とまちなかを繋ぐ地域交流拠点」として、 ⼤阪府北部の⾥⼭地域である能勢町産の⾷材などを使ったメニューを提供するカフェ(江坂ひとときテラス)や、能勢町の間伐材を活⽤してものづくりをする⽊⼯スペースを併設する、この秋にオープンした新施設です。 建物は、能勢町産の広葉樹を使⽤したZEB(ゼロ・エネルギー・ビルディング)として建築し、地域産材の利活⽤および脱炭素化に貢献しており、今回の官学連携授業の目的に合致した会場です。



この機会に足をお運びいただき、ぜひ学生の学びの成果をご高覧ください。

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