令和6年度教員採用試験　合格祝賀会を開催

2024年1月19日（金）に、令和6年度教員採用試験合格者（現役生のみ）の祝賀会が開かれ、対象学生のうち34名の合格者と、石井理事長・総長、中村学長をはじめ関係教職員が集まりました。

【令和6年度合格者数(現役生のみ）】
大阪市　　15名
大阪府　　10名
豊能地区　 3名
各自治体　14名
計　　　　42名

【結果の要約】（2024年1月18日現在）
1．教育学部の現役合格者数は5年連続で増加し、過去最高の38名になりました。
初等教育コースの現役合格率73.0％（実数34名）も過去最高を記録し、2年連続の70％越えとなりました。
※自治体発表合格率：大阪府 34.8％、大阪市 28.4%
2．教育学部に加えて芸術学部からも公立中学校美術教諭に2年連続4名の現役合格者を輩出しました。（大阪府１名、大阪市３名）
3．既卒生を含めた合格者数は66名となり過去最高を記録。卒業生も常勤講師を経験し24名が正規教員になりました。

一人ひとりの成長をサポートする本学の少人数制指導と、学生自身が粘り強く取り組むことで結果に結びつきました。

【理事長・学長の挨拶】

▲石井理事長・総長
「特に初等教育コースの７３％の現役合格率は、たいへん立派な成績でした。教員という仕事は大変な仕事ですが、人々に喜んでもらったり、勇気付けたりする仕事は、自分自身の幸せにも通じるものがあります。本学では教育学部開設以来、340名を超える教員を今まで輩出しています。これから皆さん方も、先輩方のように大いに活躍することを期待しています」

▲中村学長
「合格者の皆さんおめでとうございます。自分の経験に基づいてしっかりと受け答えできる皆さんならきっと合格するだろうと思っていました。これからは皆さん自身が先生になります。大阪成蹊大学で学んだ誇りを胸に、これからがんばってください」

【学生代表の挨拶】

▲高橋 直希さん（教育学部　初等教育専攻）　大阪市・愛媛県小学校教員合格
「私には憧れの先生がいました。その先生のようになりたいと思い教職を目指しました。新型コロナの影響で入学前に思ったような学生生活ではなかったのですが、大学教員・職員の皆様の支えにより教員になる夢をかなえることができました」

▲池上 亜衣さん（教育学部　中等教育専攻）　兵庫県・大阪市　中学校保健体育教員合格
「私は今回、兵庫県と大阪市の両方で合格することができました。試験が近づくにつれて不安で押しつぶされそうにな時もありましたが、同じ夢に向かっている仲間や教職キャリアセンターの先生のサポートがあったため、落ち着いて試験を受けることができました。教員として自覚と責任を持ち、成長していけるよう今後も努力していきます」

▲金井 瑠花さん（芸術学部　造形芸術学科）大阪市　中学校美術科教員合格
「教職キャリアセンターでの面接の指導のおかげで、試験本番の面接では自分らしく話せました。4月から教壇に立ちますが、生徒一人ひとりの個性に気づいて愛情を注いでいけるような教員になりたいです。これからもいろんな壁にぶつかることもあると思いますが、その節は、先生方、同期のみなさん相談にのってください」

本学の教育学部では、1年次から行う実践的な授業と現場実習、現場の声を反映させたカリキュラム、現役合格にこだわる教員採用試験対策・就職支援と、充実したサポートを行っています。
今後も、教育への熱い情熱と子どもへの愛情を持ち、確かな実践力でより良い教育・保育を実現できる教員の養成をめざしてまいります。