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《学内レポート》造形芸術学科が兵庫県の伊丹今井病院にヒーリングアートを設置

2017.03.13

お知らせ

芸術学部,産官学連携

芸術学部「プロジェクト演習」の授業では、さまざまな社会的課題を芸術活動を通して解決する力を養うため、学外での制作実習に取り組んでいます。伊丹今井病院と大阪成蹊大学の取り組みは2012年度よりスタートし、今年度は院内食堂を利用する方に食事を楽しんでもらうためのヒーリングアートに挑戦しました。

学生による検討の結果、作品のテーマは「野菜の行進」に決定しました。普段はなかなか描くことのない窓ガラスという場所にどうしたら絵を描けるのか、試行錯誤の結果カッティングシートを用いて野菜のキャラクターを作り、それを貼り付けることにしました。

幅約20mにも及ぶ窓ガラスにカッティングシートを貼り付ける作業には丸一日かかり、完成後には食堂を利用される方から「きれいになった」「華やかになった」という喜びの声が聞かれました。

芸術学部では、社会の中で芸術やデザインが果たす役割について考え、実践する力を養う授業を今後も展開していきます。

▼完成した院内食堂の窓ガラス

▼大量のカッティングシートを準備

▼貼り付け作業

▼幅20mにおよぶ装飾

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