OSAKA SEIKEI TOPICS
2022.11.01
お知らせ
国際観光学部
国際観光学部では本学平賀富一教授がファシリテーターとなって特別講義授業「ザ・プロフェッショナルズ」を実施しています。この特別講義は、外務省の大使経験者、SDG専門家のシンクタンク所長、大手航空会社の役員経験者の客員教授、および国連世界観光機関(UNWTO)駐日事務所よりの派遣講師と、国際的な知見や経験の豊かな方々を講師に迎え、日本と世界の外交の状況、国際協力やグローバル展開する航空会社の取組みやSDGs、航空事業や観光業の動向等の重要課題についての理解を深め視野を広げることを目標とした特別講義授業「ザ・プロフェッショナルズ」を実施しています。
第4回である今回(2022/10/28)は、元国連大使・常駐代表である吉川元偉客員教授による「ロシアのウクライナ侵略への国連・多国間枠組みの対応と日本の政策」をテーマに実施。
事前学習を踏まえた学生たちから寄せられたレポートをもととした解説や、グループディスカッションや質疑応答などのアクティブラーニング型授業で、学生たちが自ら考え・課題を発見し・意見をまとめ・説明する力を促し、また普段はなかなか聞く機会がないような貴重な経験談を交えた充実した授業となりました。
▲吉川 元偉 客員教授
【参加した学生の反応】
・とても貴重なお話が聞けました。世界中のニュースになるような協定締結時に使用したペンを見せていただき驚いた。今後社会人になっても元国連大使の方から直接話を聞く機会はないと思うので、帰ったら父や母にも話そうと思います。
・みんなの発表と先生の意見を聞いて、深く共感しました。
・家族や友達、ニュースからだけでは得られない考え方や見方を学ぶことができました。また、今回の学習を機会に、自分の考えを自信をもって他者に話すことができるようになりました。
・ロシアとウクライナの戦争についてかなり理解しているつもりだったが、今回さまざまな角度から情勢について学ことがあり、まだまだ知見が少なかったと気がつきました。自分が生きている時代に戦争が起こるなんて思っていなかったけど、実際に起きてしまっている今、他人事と思わずもっと理解を深めていこうと思う。
・外交官の仕事について知る事ができる、とても良い機会でした。どんな事にもあてはまるが、外交官も常に勉強をし続けなければならない仕事なんだと思いました。
・募金など、少しでもウクライナの支援になることをしたいと感じました。
▲写真左より 平賀富一教授、授業に参加した学生 山本さん(3年生)、吉川元偉客員教授