OSAKA SEIKEI TOPICS
2022.09.15
お知らせ
国際観光学部
国際観光学部 国際観光ビジネス学科の3年生が、北海道研修を9月4日より4泊5日で実施しました。
コロナ禍のため、1年次に実施予定の短期海外研修が延期となり、代替として2年次には、夏休みに2週間のオンライン英語研修を実施しました。本年の夏休みには、海外研修と国内研修を計画し、今回の国内研修には10名の学生が参加しました。
新千歳空港から入り、富良野、星野リゾートトマム、国立アイヌ民族博物館(ウポポイ)、登別温泉、小樽、札幌など北海道の人気スポットを廻り、充実した観光と英語の研修を行いました。研修内容の一部を抜粋して紹介します。
ファーム富田(富良野)のお花畑
①新千歳空港の国際線ターミナルの視察
国際線ターミナルの出入国検査、税関、動物検疫・植物検疫などを視察。インバウンド受け入れに備えて2019年8月に新装オープンしたもののコロナ禍で使えなくなったため、使用時は入れない施設や最新鋭の設備を見学するなど、貴重な体験をしました。
②インバウンド向けの英語ガイドによるバス内での案内と交流
移動のバス内では英語ガイドが同乗し、英会話学習とインバウンド視点の北海道観光を学びました。北海道におけるインバウンドの状況やニーズ、外国人への日本や北海道の紹介の方法やコツなど興味深い話を英語を交えて学び、民間外交員としてのガイドの大切さも認識しました。
③宿泊した4つのホテルの視察と比較評価
4泊5日の研修では、リゾートホテル、温泉ホテル、シティホテルなど4泊ともタイプも、これまでの経緯も違うホテルに泊まりました。各ホテルでは特徴的な施設や部屋などの視察をした上で、また学生側は利用者目線から各ホテルの評価シートを作成し、ホテルビジネスの学びにつなげました。
④北海道庁観光局による北海道観光に関する講義
北海道の観光政策を担う北海道庁観光局の職員から、おもに北海道観光のインバウンド戦略についての講義を受けました。今後は富裕層を対象に、北海道の多様な自然を活かしたアドベンチャーツーリズムを展開するとの話でした。
⑤留学生による英語での札幌案内と交流
北海道大学の留学生が大学構内や札幌市内を英語で案内するプログラムがあり、2班に分かれて、それぞれカンボジア人とアフリカ人がホスト役になり、ランチを一緒に食べることも含めて、時計台やテレビ塔などを廻り、英語での交流を深めました。
北海道研修の事前学習として、訪れるスポットやホテル、北海道の歴史等について参加学生が分担して調べて、共有するとともに、視察先ごとに質問者やあいさつ担当を決めておいたことにより、学生の自覚と役割も明確になり、学びが満載の研修になりました。
青い池(美瑛)。水中のアルミニウムと太陽光が衝突散乱して幻想的な青色に見えると言われている