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教育学部と国立高雄師範大学(台湾)が、特別支援教育をテーマにオンラインで研究交流会を実施

2022.03.07

お知らせ

教育学部,国際交流・留学

海外協定校である台湾の国立高雄師範大学と本学の教育学部は3月2日(水)、特別支援教育をテーマに、オンラインによるワークショップを開催しました。本学からは2~4年生の学生6人と教員が、国立高雄師範大学からは教育学院の鄭臻貞副教授と学生7人が参加しました。

コロナ禍で海外との往来が難しいなか、今回の「台日特別支援教育意見交換会」は、オンラインでのワークショップ開催を通して双方の学生同士が交流や意見交換を行い、学びを育てることを目的にしました。今回は、2020年8月に両校間で協定締結後、両校で初めて企画されたイベントで、ワークショップはすべて英語で行われました。
冒頭、本学の武蔵野学長から「協定を結んでから訪問できずにおり、今回こうして研究交流会を開催できてたいへんうれしい。今後も交流の場を積み重ねていきたい」とのあいさつがありました。


▲(左)武蔵野学長、(右)国立高雄師範大学 教育学院の鄭臻貞副教授

ワークショップでは、国立高雄師範大学の張郡文さんらの学生グループが「One Word that annoys the Special Education majors」と題して研究発表し、障がい者に対する偏見についてアンケート調査した結果を報告しました。
また別の羅亦辰さんらの学生グループは「Teaching English to students with disabilities」をテーマに研究発表し、聴覚障がい児らが英語を学ぶためのゲームを独自に開発したと報告しました。本学の学生もその英語学習ゲームを一緒にプレーして、楽しい時間を過ごしました。


▲参加した国立高雄師範大学の学生


▲本学学生から質問

一方、本学からは、瀧本一夫准教授と岡田優准教授がそれぞれ、「How to improve student's practical skills」「Psychological First Aid for School Teacher」をテーマに研究発表しました。

質疑応答では障がい者教育の日台間の違いなどが話題に上りました。国立高雄師範大学の学生からは、特別支援教育に携わる教員が抱えるストレスについて質問があり、実際に特別支援教育に長年携わってきた本学教員は「障がい児の成長に直接かかわることができるという幸福感は何物にも代えがたい」と応じていました。一方、日常的にボランティア活動に携わる本学教育学部の学生は「自身の感情がダイレクトに伝わるため、児童生徒と接する時には自身をコントロールすることを心掛けている」といった発言もありました。

最後に、山本教育学部長があいさつしたほか、国立高雄師範大学の鄭臻貞副教授が「この数年間、コロナ禍で国際交流が行えず、このような機会をいただき、有意義でとても楽しかった。これからも毎年、このような研究会を持ちましょう。コロナが収束すれば、台湾と日本を行き来したいですね」と話され、なごやかな雰囲気の中、今回の交流会が締めくくられました。