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造形芸術学科 インテリア・プロダクトデザインコース 山中コ~ジ准教授が共同代表をつとめるGENETOが設計した近作HOTEL KYOTOLOGYが iF DESIGN AWARD 2021を受賞

2021.06.03

ニュースリリース

芸術学部

芸術学部 造形芸術学科 インテリア・プロダクトデザインコース 山中コ~ジ准教授が共同代表を務めるGENETOと株式会社コスモスモアが設計を行った近作 "HOTEL KYOTOLOGY"が、この度 iF DESIGN AWARD 2021を受賞しました。

iFデザインアワードはドイツのiF International Forum Designにより1953年に設立され、大変長い歴史を誇る優れたデザインの証として世界で認知されているデザインアワードのひとつです。

同デザインアワードは、プロダクト、パッケージ、 コミュニケーション、サービスデザイン、建築、インテリア・内装、UI/UX、プロフ ェッショナルコンセプトの9つの分野で構成され、本年は98名の著名なデザイン専門家によって「Idea」「Form」「Function」「Differentiation」「Impact」という基準で厳正に審査されました。
世界52か国/地域から集まった約10,000件の応募デザインの中から今回の受賞となりました。

iF WORLD DESIGN GUIDEホームページ 受賞作品紹介

【作品紹介】(山中准教授)

京都東山山麓に建つHOTEL KYOTOLOGYは少し歩くと三十三間堂や京都国立博物館がある好立地にあるものの、周囲は中層の民家や集合住宅に囲まれており周囲からの視線にさらされている。 その為、周囲からの視線を遮断しながら客室への通風や採光を確保することが必要と考えた。

家の3辺が挟まれている京の町家は、ファサードか坪庭からの通風や採光に頼るほかは無い。 特に「坪庭」は住人だけの外部空間と言える。坪庭は一階から四階までの客室に合わせて様々なタイプを作ったが、全室をベッドルームとそれを正対させた。一階は以前から同敷地にあった灯籠、石、樹木を再構成し、二階以上は砂利と苔により京都の山々をイメージした築山で構成した。
また、全てに石と錫を組み合わせた光る錫石(アートピース)を配置し、苔の築山と錫石は開口部からもたらされる光と共鳴し豊かな表情を生み出してくれた。

開口部を坪庭に面する事で周辺環境からの視線を切りつつ、通風と採光を確保し、滞在する人々に坪庭ならではの空間体験を楽しんでもらえる。京町家と同じ体験とまではいかないものの、坪庭からもたらされる自然の息吹は、訪れた旅行者に京都らしい風情を感じさせ、心が安らぐ滞在になることを願っています。

報道発表資料