英語の先生になる“夢”を実現する。
グローバル化が加速する現代社会において、より重要となる中学校、高等学校英語教育に求められる専門的な教育理論と実践的な指導法を学びます。充実した英語教育、教育現場での学校体験活動と実習、海外の教育現場にも触れる海外英語教育演習により英語で授業ができる英語力、実践力を身につけ、教員採用試験の現役合格をめざします。
Point
1
英語で授業ができる英語力を身につける
1年次には週6~7コマの英語の授業で英語力を伸ばします。加えて、2年次には短期・長期の海外研修の機会を設けています。3年次からは、教育現場での実習を通じて“教えるための英語力”にさらに磨きをかけ、英語教員として高度な英語力を身につけます。
Point
2
英語教育および教育に関する専門知識を身につける
英語音声学、英文法、英語学などの知識に加え、第二言語習得理論や指導法など外国語学習に関する専門知識を身につけます。また、中学校、高等学校で指導経験豊富な実務家教員から、英語の授業や生徒指導、学級づくりなどについて“先生”に必要な知識や技術を実践的に学びます。
Point
3
国際人として生きる力を育む英語教育ができる先生をめざす
英語教育の専門家として先駆的な英語教授法についても幅広く学び、日本の英語教育を改革していける実践力を身につけます。また、海外の社会や教育事情について学び、国際交流、異文化理解、多文化共生についての見聞を深め、グローバル化社会の中で国際人として生きていける人材を養成できる教員になることをめざします。
Pick Up
1
実践英語教育研究Ⅱ
外国語指導においてはさまざまな指導法や活動があり、学校現場でも日々模索されています。この授業では、音声を中心とした活動、教科横断型の取組み、効果的な教材づくりなど、外国語指導についての理論とティーチングスキルを、オールイングリッシュの模擬授業やプレゼンテーションを通じて、実践的に学んでいきます。
Pick Up
2
リーディングスキルズⅡ
さまざまなテーマの英文を日本語に置き換えることなく理解するスキルを磨きます。リーディングスキルズⅠでSkimmingやScanningなどの基本的なスキルを学んだ後、Ⅱでは、暗示的に示されている内容の理科やCritical readingなどさらに発展的なリーディングスキルを学びます。
英語での授業にも対応できる教授法がしっかり学べます。
英語で授業を行うことも求められるようになってきた現在、英語教員は、英語運用能力だけでなく、英語による教授法も身につけている必要があります。本学では英語学修を支援する「英語教育センター」を設けるとともに、教授法に関する科目も数多く設定。これは教育学部で学ぶ大きなメリットだと思います。
コース主任佐々木 緑准教授
研究テーマは「外国語における自律学習支援」。学修者のニーズ、特徴などを見極め、学修者自身が楽しみながら外国語学習の意義や喜びを見いだせるように指導できる教員を育成。
中学校教員(英語)、高等学校教員(英語)、小学校教員、英語教育関連企業、公務員 など
英語教師という夢を叶える充実した教育環境が整っています。
小学生のころから教師である母に憧れ、英語も好きだったので英語教育コースを志望。経験豊かな専門的な先生による手厚い指導は教育学部ならではで、同じ夢に向かって切磋琢磨する友人も大切な財産です。春から大阪市の中学校で英語科の教師として教壇に立つので、本学で培った話す・聞く力と人間関係のスキルを活かしたいです。
西郷 咲来さん 4年生