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《学内レポート》マネジメント学科観光ビジネスコースが「観光リスクマネジメント」の特別授業を実施

2017.11.02

お知らせ

経営学部,産官学連携

マネジメント学部マネジメント学科観光ビジネスコースでは、3年生の「観光リスクマネジメント論」の授業において、2017年10月25日(水)、11月1日(水)に特別授業を開催しました。

10月25日(水)には、神戸市市長室 広報部長兼広報官の林芳宏氏を講師にお招きし、「神戸開港150周年記念事業における広報リスクマネジメント」についての講義をしていただきました。
22年前の1995年に発生した神戸・淡路大震災による経済、観光への影響は非常に大きく、それ以後神戸では防災とリスクマネジメントに力を入れてきました。
林氏は「観光とリスクは常に紙一重。それゆえ、リスクの認識、確かな情報の把握、事前の対策、回避が大切です。」と語り、「日本を変えるのは若い人たちの『情熱』と『考える力』。自分たちの強みを考え、積極的にリスクと戦っていく人生を送ってください。」と受講した学生たちにエールを送りました。

11月1日(水)には、公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構 人と防災未来センターの研究部長 芳永和之氏をお招きし、「日本における災害リスク低減への取組み」について講義をしていただきました。
災害が多発し激甚化する時代において、日本の災害リスク、防災対策も日々変容を迫られています。災害が進化する中ハード面の整備には限界があり、そのためソフト面での対策の充実、自助・共助・公助の三位一体の防災文化の醸成、事前準備の重要性が高まっています。学生たちは、国民一人ひとりが常に知識や技術を学び、災害発生と対策のイメージを常に持っておくことが大切であると学びました。

実際に観光・防災に携わる現場の方々の講義から得られた情報や考え方は、学生たちが今後観光リスクマネジメントを考える上での貴重な学びとなりました。

▼神戸市市長室 広報部長兼広報官の林芳宏氏による講義

▼公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構 人と防災未来センターの研究部長 芳永和之氏による講義

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