経営学部スポーツマネジメント学科が社会で活躍する卒業生2名を招いてスポーツ業界のキャリアについて学修

経営学部では、大学での学びの基礎となる「協働とコミュニケーション」の作法について学ぶことを目的とし、初年次教育として「成蹊基礎演習」の授業を開講しています。後期の授業である「成蹊基礎演習2」では、前期で学んだ「協働学修の作法」や「自己理解・他者理解」についてグループワーク形式で実践し、知識を深めると共に、ソーシャルタッチポイントとして学外講師をお招きし多様なキャリアや人生について学ぶことで自己の教育への思いを育て、将来のビジョンを明確にすることを目指しています。

2023年10月25日（水）にはスポーツマネジメント学科の１年生を対象に、本学科の卒業生でスポーツ業界で活躍する、リーフラス株式会社の天野 優音さん（2021年3月卒業）、ナイキジャパンの下村 晴さん（2021年3月卒業）にお越しいただき、特別講義を実施しました。

▲リーフラス株式会社の天野 優音さん

▲ナイキジャパンの下村 晴さん

▲登壇前の2人

2人からは「自身のキャリアと働く業界について～スポーツマネジメント学科での学びをどのように活かすか～」をテーマに、学生時代の学びや経験、現在の職業とスポーツ業界を選んだ理由についてお話いただきました。

≪天野さんからの講義≫

■高校時代からスポーツに携わりたいと思い本学へ入学。
■講義やインターンシップに挑戦し、リアルなスポーツ現場で多様な職種を実際に体験し、知見を広めることができた。
■スポーツマネジメント学科で学び、自ら機会を掴んで挑戦することで、プロスポーツチームで働けるチャンスもある。
■学生時代に様々なことにチャレンジしたからこそ、現在のスポーツへの関わり方を選択できた。
■選択肢を増やして自分に向いている業界をみつけ、好きなこと・楽しいことを仕事にする。それを叶えられるのがスポーツマネジメント学科である。

≪下村さんからの講義≫

■大学生活を楽しみたい、且つ大好きなスポーツについて学びたいと思い地元を出て本学へ入学。
■スポーツに対して多様な関わり方があることを大学で学び、就職活動中は業界の選択で非常に悩んだ。
■3年生で参加した海外スポーツビジネス調査の講義が大きな転機。スポーツで国籍や言語を超えて社会をより良くしたいという想いを抱く。
■現在はポジティブマインド、興味を持つこと、積極的なチャレンジ、アウトプットすることを大切にし、ワクワクできるような店舗作りや体験の提供を目指している。

社会で活躍する年齢の近い先輩のリアルなお話を聞くことで、自分たちが今後どのような学生生活を過ごし、何を学んでいくのか、更にはその先にある就職や自身のキャリアについて考えるきっかけとなりました。また「スポーツに関わる仕事」について、スポーツ産業には多様な領域や職種があることを学びました。

講義の後半は、古川 拓也講師の司会で、トークセッションをおこないました。現在の仕事についてや仕事で身に付いたこと、働く中での想いや考えていること、学生時代に身に着けて現在活かされてる力など、たくさんのお話をいただきました。

最後に2人から後輩であるスポーツマネジメント学科の1年生に向けてメッセージをいただきました。

▲天野さん「スポーツマネジメント学科はスポーツに限らず非常に多くのことに挑戦できるチャンスがあります。特に2年生以降は選択できる講義の幅も広がり、学外にてスポーツ産業で働く方々に関わることができます。将来スポーツに携わりたい人はもちろん、それ以外の方も、これだけのチャンスがあり、これだけのサポートを受けられる大学はなかなかないと思います。私自身が大学時代に様々なことに挑戦して良かったと実感しているので、残りの学生生活、自分自身で積極的にチャレンジして、選択肢や可能性を広げてください」

▲下村さん「大学3年生で実施される海外スポーツビジネス調査にぜひ行って欲しいです。自分自身の考え方が変わった、大変良い経験でした。先生方のサポートを得ながらビジネスとしてのスポーツを学べることは学生時代にしかできない貴重な機会です。社会に出てからはなかなか経験できません。海外スポーツビジネス調査に行く、という目標を持って大学生活を過ごすのも良いと思います。大阪成蹊大学で学んでいるからこそできる経験なので、学びの機会を活用し、いろんなことにぜひ挑戦していってください」

▲スポーツマネジメント学科の教員と記念撮影

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大阪成蹊大学 経営学部 スポーツマネジメント学科では、学外フィールドワークやインターンシップに加え、国内外の最先端のスポーツビジネス現場での調査研究を通じて、スポーツ産業をはじめ組織が抱える多様な課題の解決に貢献できる人材を育成します。

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