PROFILE
- 教育学部 中等教育専攻 英語教育コース2年生
- 鳥越 あゆむさん
留学後のストーリーはここをクリック!(10/2追加)
語学の習得だけでなく、その国の文化や価値観に触れ、自分の視野を広げる機会となる留学。大阪成蹊大学では、2026年度よりカリフォルニア大学バークレー校への留学プログラムが始まる。その第一期生である、教育学部教育学科中等教育専攻英語教育コース2年の鳥越あゆむさんに、英語教員を志望したきっかけと、留学を前にした今の期待と不安をお聞きした。
.jpg)
苦手と思っていた英語の成長と教員への憧れ
鳥越さんが英語教員を志したのは中学生のときの体験がきっかけだった。「中学1年生のとき、期末テストで21点を取ってしまって、自分って英語ができないんだと思い込んでいました」。
そう思っていたとき、当時通っていた茨木市のフリースクールの先生に、英語を教えてほしいとお願いしてみたそう。するとマンツーマン、付きっきりで教えてくれた。「海外に4年間行っていた方なので英語が堪能な先生でした。中学校の範囲を何度も反復して、教えるというより、同じ目線に立って一緒に考える形だったのが印象的でした」。
そして、中学3年生のころには、高校入試の英語の問題をスラスラと解けるように。英語への自信と、教員への憧れが生まれていった。そして、英語教育について学ぶことのできる、大阪成蹊大学への進学を決めた。

英語の授業と先生との会話は大学生活の楽しみ
鳥越さんに英語の好きなところを聞くと、「英語で話すときには、まず自分の考えを日本語で整理する必要があります。日本語では意識していなかった、自分の意見をはっきりさせること、が求められるところが好きですね」という。
さらに「英語のドラマを題材に、役になりきって、ジェスチャーを交えながら声のトーンや話し方で感情を表現する、英語の授業がとても面白かったです」と大学の授業の面白さを教えてくれた。
また、空きコマにはよく大学の先生のもとへ訪れているのだという。「英語教育コースの先生は、学生を気にかけてくださる方が多く、空いている時間に研究室を訪れると、いろんなお話をしてくれます」。
例えばよく話をするのは、教育についてだという。日本の教育がどうやったら良くなるのか、鳥越さんの考えを話して、フィードバックをもらって、また考えて。「先生方は、学生一人ひとりに向き合ってくれていると思います。私が教育の話をするときも真剣に顔を見ながら話を聞いてくれます」と鳥越さん。そういった先生方に出会えたことが、大阪成蹊大学に入学して良かったことの1つだと教えてくれた。

伝える力を伸ばしながらTOEICは755点へ
「基本的には、いろいろな面がまだまだなんですけど、伝える力は伸びたかなって思っています」と大学に入学してからの英語力の成長について話す鳥越さん。リーディングとリスニングは授業を通して磨き、ライティングは自主的に先生に添削してもらいに行ったり、スピーキングはグローバルセンターのレッスンや自宅で練習をした。「ライティングの練習は先に日本語で自分の意見を、筋道を立てながら書いてから英語に置き換えていました。スピーキングの練習は自分の頭の中で、旅行客や空港での道案内などの設定を考えて、その設定のもと頭の中で会話をしていました」。
特に自身の成長に役立った授業を聞くと、「英語表現」だという。「教科書の中には政治問題や環境問題が取り上げられていて、それらを考えるきっかけになりました。またTOEICの点数を伸ばすことにもつながったと思います」。
TOEICの高得点のスコアを持っていると、自治体によって教員採用試験の1次試験免除や科目への加点がある。大学生の平均スコアが500〜600点台の中、鳥越さんの直近のスコアが755点。だが、昨年の9月に受験したときは680点ほどだったという。これから向かう留学プログラムの派遣基準が685点。「ちょうどそのころ留学プログラムについて聞いて、毎日3時間ほど勉強を重ねて、なんとか基準を超えることができました。また英語教育コースは、毎日英語の授業があるので、ネイティブの先生との会話やオールイングリッシュの授業を通して、自然と伸びていった部分もあるのだと思います」。
.jpg)
世界的大学へ留学する期待と不安
鳥越さんの留学先は、カリフォルニア大学バークレー校。高い教育・研究水準を誇り、ノーベル賞受賞者を多数輩出し、世界大学ランキングでは常にトップ10〜20位にランクインする名門校だ。「高校3年生のときに、世界の大学を調べたときから知っていた大学でした。世界中から志の高い人たちが来ているので、その方たちに刺激を受けながら切磋琢磨できるのは、この留学プログラムの大きな魅力だと思います」。
英語教育コースの先生からこのプログラムを勧められたときは迷っていたというが、この大きな魅力に惹かれて留学を決めた。第1期生として、これから約3カ月間滞在する。「私が大阪成蹊大学への進学を決めたときにはこのプログラムがなかったので、第1期生として選ばれたのは、何かのめぐり合わせなのかなと思っています」。
留学先の授業には、工学系、データサイエンスなどさまざまなものがある。そのなかで鳥越さんが選択したのが「グローバルイシュー」という地球の問題について考え、話し合う授業。大阪成蹊大学で興味を持った分野の学びを、カリフォルニア大学バークレー校でさらに深めていく。
また、楽しみだというのが、さまざまなバックボーンを持った人たちとの会話だという。「アメリカの大学では、授業中のディスカッションが多いので、自分の意見を言えるのか、自分の話していることがしっかりと伝わるのかという不安はありますが、周りから多様な意見が飛び交うのを楽しみにしています」と鳥越さん。また、日本の教育とアメリカの教育の違いを直接肌で感じたいと留学先での授業に期待を寄せた。

子どもたちが自分の答えを持ち続けられるように
将来について聞くと、卒業後は地元大阪府で英語の教員になりたいという。
「受験に向けての勉強というのも大事なんですけど、子どもたちには答えが決まっている問いだけでなくて、答えが決まっていない問いに対して、自分の答えを伝えられる力を伸ばしてほしいです。そしてその力を伸ばしてあげられる教員になりたいと思っています」。
目標や志は高く持ちながら、子どもと同じ目線に立ち、一緒に悩んだり考えてあげられる教員へ。飛び立ち始めた鳥越さんをこれからも応援していきたい。

大学、そして高校生の後輩たちへ
最後に、鳥越さんに後輩へのアドバイスをお聞きした。
「大阪成蹊大学の先生方は面倒見がよく、授業後にお話をしに行ったら快く対応してくれます。また、大学に入学したばかりの人は、安心していたり、いろいろなことが楽しみだったり不安だったりすると思います。ただこのはじめの1年間でどれだけいろんなことに触れるかが、今後の将来の見方を広げてくれると思うので、いろんなことにチャレンジしてみてください」。
※在学生の表記は2026年4月取材時のものです。
聞き取れない、話せない。その壁を越えるまで
約3カ月間の留学を終えた鳥越さんに、現地での日々を改めて聞いた。
「すごかったです。何から何まで日本と違うことが衝撃的でした。授業のスタイル、交通の便、文化的なことまで、違うと感じました」。初めての海外で、まず日本との違いに驚いたという。
今回の留学では、単に英語を学ぶだけではなく、英語で海外大学の専門的な講義を受講した。履修したのは、「Critical Issues in Global Studies(グローバル・スタディーズにおける重要課題)」をはじめ、「Intensive English Practice : Listening and Speaking」「Intensive English Practice : Conflict Resolution Skills」「American Language and Culture: California Dreams and Realities」「Communication Skills for Conflict Resolution」など、英語力そのものを伸ばす科目に加え、グローバルイシューや異文化、コンフリクト・リゾリューション(紛争解決)などを扱う専門的な科目だ。
楽しみにしていた「Critical Issues in Global Studies」の授業でも、思いがけず苦戦した。事前にレポートなど、多くの課題に取り組み、講義を受けた後、少人数で議論する。「日本にいたときには聞き取れていたものが、聞き取れなくなってしまって、授業についていくことができませんでした。また、ディスカッションではなかなか発言することができませんでした」。
現地で交わされる英語の速さや発音に、はじめはついていけなかったのだそう。同じく英語を第二言語とするクラスメイトが、英語で専門的な内容を理解し、自分の意見を伝えている姿に悔しさを感じた。
そこで、教授に質問できるオフィスアワーを活用して、授業の内容を事前にレクチャーしてもらったり、自分の考えを伝えてフィードバックしてもらったりすることにした。加えて、キャンパス内にいる学生に自分から積極的に話し掛けるようにした。
「あるとき、ロースクールに通っている方に話し掛けてみたんです。気さくに話を聞いてくれて、英語が得意でないと伝えたら『私たちちゃんとコミュニケーションできてるじゃん、あなたの英語すごく上手だよ』『いつでも英語練習したかったら連絡してね』と言ってくれて、とても勇気づけられました」。留学間もないころで、その言葉に何だか救われたような気持ちになったのだという。
隙間時間にスマホで英語の聞き流しなども行い、1カ月ほど経ったころには授業の内容がわかるように。そしてディスカッションでの発言もできるようになっていった。
「ディスカッションで、自分の発言に初めてクラスメイトが賛同してくれたときは、うれしかったですね」。

.jpg)
失敗を恐れず挑戦できる環境を、日本でも。
留学を経験して、英語への考え方にも変化があったという。 「日本では英語は“学ぶもの”のように思いますが、留学を経て“使うもの”という意識が強くなりました」。
英語の授業で英語を学ぶだけではなく、英語で専門的な内容を学び、考え、議論する。約3カ月間の留学を通して、鳥越さんは、英語を「学ぶ」ことから「使って学ぶ」ことへと、英語との向き合い方そのものを変えていった。
また、自身の成長について聞くと、失敗を恐れる気持ちが小さくなったことだという。
「授業のディスカッションでも、怖い部分はありましたが、頑張って発言していました。小さなことかもしれませんが、その挑戦の繰り返しが、一番自分を成長させてくれたと思います」。
周りのクラスメイトが挑戦する姿や、それに対して周囲が積極的に改善点を伝える様子も、励みになったのだと教えてくれた。
そして、教員になったときには、安心して間違えられる、積極的に挑戦できる環境をつくっていきたいという。
「留学を経て、自分の考え方は大きく変わったと思います。また、失敗してから学べたことも自分の大きな力になっていると思います」。
もともと留学前から、慣れ親しんだ環境を離れて、いくつもの失敗を経験し、さらに成長したいという想いがあった鳥越さん。英語を学ぶだけではなく、英語で海外大学の専門講義を受講し、専門的なテーマについて考え、議論するという現地での試行錯誤を通して、英語力だけでなく、人としての成長も実感できたようだ。
.jpg)
語学の習得だけでなく、その国の文化や価値観に触れ、自分の視野を広げる機会となる留学。大阪成蹊大学では、2026年度よりカリフォルニア大学バークレー校への留学プログラムが始まる。その第一期生である、教育学部教育学科中等教育専攻英語教育コース2年の鳥越あゆむさんに、英語教員を志望したきっかけと、留学を前にした今の期待と不安をお聞きした。
.jpg)
苦手と思っていた英語の成長と教員への憧れ
鳥越さんが英語教員を志したのは中学生のときの体験がきっかけだった。「中学1年生のとき、期末テストで21点を取ってしまって、自分って英語ができないんだと思い込んでいました」。
そう思っていたとき、当時通っていた茨木市のフリースクールの先生に、英語を教えてほしいとお願いしてみたそう。するとマンツーマン、付きっきりで教えてくれた。「海外に4年間行っていた方なので英語が堪能な先生でした。中学校の範囲を何度も反復して、教えるというより、同じ目線に立って一緒に考える形だったのが印象的でした」。
そして、中学3年生のころには、高校入試の英語の問題をスラスラと解けるように。英語への自信と、教員への憧れが生まれていった。そして、英語教育について学ぶことのできる、大阪成蹊大学への進学を決めた。

英語の授業と先生との会話は大学生活の楽しみ
鳥越さんに英語の好きなところを聞くと、「英語で話すときには、まず自分の考えを日本語で整理する必要があります。日本語では意識していなかった、自分の意見をはっきりさせること、が求められるところが好きですね」という。
さらに「英語のドラマを題材に、役になりきって、ジェスチャーを交えながら声のトーンや話し方で感情を表現する、英語の授業がとても面白かったです」と大学の授業の面白さを教えてくれた。
また、空きコマにはよく大学の先生のもとへ訪れているのだという。「英語教育コースの先生は、学生を気にかけてくださる方が多く、空いている時間に研究室を訪れると、いろんなお話をしてくれます」。
例えばよく話をするのは、教育についてだという。日本の教育がどうやったら良くなるのか、鳥越さんの考えを話して、フィードバックをもらって、また考えて。「先生方は、学生一人ひとりに向き合ってくれていると思います。私が教育の話をするときも真剣に顔を見ながら話を聞いてくれます」と鳥越さん。そういった先生方に出会えたことが、大阪成蹊大学に入学して良かったことの1つだと教えてくれた。

伝える力を伸ばしながらTOEICは755点へ
「基本的には、いろいろな面がまだまだなんですけど、伝える力は伸びたかなって思っています」と大学に入学してからの英語力の成長について話す鳥越さん。リーディングとリスニングは授業を通して磨き、ライティングは自主的に先生に添削してもらいに行ったり、スピーキングはグローバルセンターのレッスンや自宅で練習をした。「ライティングの練習は先に日本語で自分の意見を、筋道を立てながら書いてから英語に置き換えていました。スピーキングの練習は自分の頭の中で、旅行客や空港での道案内などの設定を考えて、その設定のもと頭の中で会話をしていました」。
特に自身の成長に役立った授業を聞くと、「英語表現」だという。「教科書の中には政治問題や環境問題が取り上げられていて、それらを考えるきっかけになりました。またTOEICの点数を伸ばすことにもつながったと思います」。
TOEICの高得点のスコアを持っていると、自治体によって教員採用試験の1次試験免除や科目への加点がある。大学生の平均スコアが500〜600点台の中、鳥越さんの直近のスコアが755点。だが、昨年の9月に受験したときは680点ほどだったという。これから向かう留学プログラムの派遣基準が685点。「ちょうどそのころ留学プログラムについて聞いて、毎日3時間ほど勉強を重ねて、なんとか基準を超えることができました。また英語教育コースは、毎日英語の授業があるので、ネイティブの先生との会話やオールイングリッシュの授業を通して、自然と伸びていった部分もあるのだと思います」。
.jpg)
世界的大学へ留学する期待と不安
鳥越さんの留学先は、カリフォルニア大学バークレー校。高い教育・研究水準を誇り、ノーベル賞受賞者を多数輩出し、世界大学ランキングでは常にトップ10〜20位にランクインする名門校だ。「高校3年生のときに、世界の大学を調べたときから知っていた大学でした。世界中から志の高い人たちが来ているので、その方たちに刺激を受けながら切磋琢磨できるのは、この留学プログラムの大きな魅力だと思います」。
英語教育コースの先生からこのプログラムを勧められたときは迷っていたというが、この大きな魅力に惹かれて留学を決めた。第1期生として、これから約3カ月間滞在する。「私が大阪成蹊大学への進学を決めたときにはこのプログラムがなかったので、第1期生として選ばれたのは、何かのめぐり合わせなのかなと思っています」。
留学先の授業には、工学系、データサイエンスなどさまざまなものがある。そのなかで鳥越さんが選択したのが「グローバルイシュー」という地球の問題について考え、話し合う授業。大阪成蹊大学で興味を持った分野の学びを、カリフォルニア大学バークレー校でさらに深めていく。
また、楽しみだというのが、さまざまなバックボーンを持った人たちとの会話だという。「アメリカの大学では、授業中のディスカッションが多いので、自分の意見を言えるのか、自分の話していることがしっかりと伝わるのかという不安はありますが、周りから多様な意見が飛び交うのを楽しみにしています」と鳥越さん。また、日本の教育とアメリカの教育の違いを直接肌で感じたいと留学先での授業に期待を寄せた。

子どもたちが自分の答えを持ち続けられるように
将来について聞くと、卒業後は地元大阪府で英語の教員になりたいという。
「受験に向けての勉強というのも大事なんですけど、子どもたちには答えが決まっている問いだけでなくて、答えが決まっていない問いに対して、自分の答えを伝えられる力を伸ばしてほしいです。そしてその力を伸ばしてあげられる教員になりたいと思っています」。
目標や志は高く持ちながら、子どもと同じ目線に立ち、一緒に悩んだり考えてあげられる教員へ。飛び立ち始めた鳥越さんをこれからも応援していきたい。

大学、そして高校生の後輩たちへ
最後に、鳥越さんに後輩へのアドバイスをお聞きした。
「大阪成蹊大学の先生方は面倒見がよく、授業後にお話をしに行ったら快く対応してくれます。また、大学に入学したばかりの人は、安心していたり、いろいろなことが楽しみだったり不安だったりすると思います。ただこのはじめの1年間でどれだけいろんなことに触れるかが、今後の将来の見方を広げてくれると思うので、いろんなことにチャレンジしてみてください」。
※在学生の表記は2026年4月取材時のものです。
聞き取れない、話せない。その壁を越えるまで
約3カ月間の留学を終えた鳥越さんに、現地での日々を改めて聞いた。
「すごかったです。何から何まで日本と違うことが衝撃的でした。授業のスタイル、交通の便、文化的なことまで、違うと感じました」。初めての海外で、まず日本との違いに驚いたという。
今回の留学では、単に英語を学ぶだけではなく、英語で海外大学の専門的な講義を受講した。履修したのは、「Critical Issues in Global Studies(グローバル・スタディーズにおける重要課題)」をはじめ、「Intensive English Practice : Listening and Speaking」「Intensive English Practice : Conflict Resolution Skills」「American Language and Culture: California Dreams and Realities」「Communication Skills for Conflict Resolution」など、英語力そのものを伸ばす科目に加え、グローバルイシューや異文化、コンフリクト・リゾリューション(紛争解決)などを扱う専門的な科目だ。
楽しみにしていた「Critical Issues in Global Studies」の授業でも、思いがけず苦戦した。事前にレポートなど、多くの課題に取り組み、講義を受けた後、少人数で議論する。「日本にいたときには聞き取れていたものが、聞き取れなくなってしまって、授業についていくことができませんでした。また、ディスカッションではなかなか発言することができませんでした」。
現地で交わされる英語の速さや発音に、はじめはついていけなかったのだそう。同じく英語を第二言語とするクラスメイトが、英語で専門的な内容を理解し、自分の意見を伝えている姿に悔しさを感じた。
そこで、教授に質問できるオフィスアワーを活用して、授業の内容を事前にレクチャーしてもらったり、自分の考えを伝えてフィードバックしてもらったりすることにした。加えて、キャンパス内にいる学生に自分から積極的に話し掛けるようにした。
「あるとき、ロースクールに通っている方に話し掛けてみたんです。気さくに話を聞いてくれて、英語が得意でないと伝えたら『私たちちゃんとコミュニケーションできてるじゃん、あなたの英語すごく上手だよ』『いつでも英語練習したかったら連絡してね』と言ってくれて、とても勇気づけられました」。留学間もないころで、その言葉に何だか救われたような気持ちになったのだという。
隙間時間にスマホで英語の聞き流しなども行い、1カ月ほど経ったころには授業の内容がわかるように。そしてディスカッションでの発言もできるようになっていった。
「ディスカッションで、自分の発言に初めてクラスメイトが賛同してくれたときは、うれしかったですね」。

.jpg)
失敗を恐れず挑戦できる環境を、日本でも。
留学を経験して、英語への考え方にも変化があったという。 「日本では英語は“学ぶもの”のように思いますが、留学を経て“使うもの”という意識が強くなりました」。
英語の授業で英語を学ぶだけではなく、英語で専門的な内容を学び、考え、議論する。約3カ月間の留学を通して、鳥越さんは、英語を「学ぶ」ことから「使って学ぶ」ことへと、英語との向き合い方そのものを変えていった。
また、自身の成長について聞くと、失敗を恐れる気持ちが小さくなったことだという。
「授業のディスカッションでも、怖い部分はありましたが、頑張って発言していました。小さなことかもしれませんが、その挑戦の繰り返しが、一番自分を成長させてくれたと思います」。
周りのクラスメイトが挑戦する姿や、それに対して周囲が積極的に改善点を伝える様子も、励みになったのだと教えてくれた。
そして、教員になったときには、安心して間違えられる、積極的に挑戦できる環境をつくっていきたいという。
「留学を経て、自分の考え方は大きく変わったと思います。また、失敗してから学べたことも自分の大きな力になっていると思います」。
もともと留学前から、慣れ親しんだ環境を離れて、いくつもの失敗を経験し、さらに成長したいという想いがあった鳥越さん。英語を学ぶだけではなく、英語で海外大学の専門講義を受講し、専門的なテーマについて考え、議論するという現地での試行錯誤を通して、英語力だけでなく、人としての成長も実感できたようだ。
.jpg)
.jpg)
