PROFILE
- 芸術学部 ゲーム・アプリケーションコース(現ゲーム・CGデザインコース) 4年生
- 松本 拓巳さん
大阪府出身。大阪府立大冠高等学校卒業。
趣味のクリーチャーモデリングを楽しむ傍ら、筋トレで体を鍛えたり冬にはスノーボードを楽しんだりとアクティブな面も。
ペットのカメをはじめ爬虫類が大好きで、普段からさまざまな生き物を観察しており、その特徴や質感へのこだわりはクリーチャーモデリングにも生かされている。
2025年、デジタルアートコンテスト「WHO′S NEXT?」で第1位、「サイゲームスクリエイティブコンテスト2025」では学校賞を受賞するなど、3DCG制作で着実に実績を重ねてきた松本さん。
今年春には、かねてより志望していた大手ゲームソフトメーカーへの内定を獲得し、夢への大きな一歩を踏み出しました。
そんな松本さんに、受賞作品へのこだわりや制作への想い、そして今後の展望についてお話を伺いました。
本学を志望した理由や、コースでの学びが作品づくりに役立っていると感じるところを教えてください

▲松本さんの作品
もともと造形することが好きで、パソコンで立体造形ができる3DCGソフト「ZBrush」に興味がありました。
3DCGを本格的に学ぶことで、自分の造形力を伸ばすことができると思い、ゲーム・アプリケーションコース(現ゲーム・CGデザインコース)を志望。授業では造形技術だけでなく、「ZBrush」の機能を活かした効率的かつ表現力の高い制作方法が身についたと感じています。
また、作品を作る中で丹羽先生から「どれだけ造形が良くても、光の当て方次第でキャラクターの魅力が大きく変わる」とアドバイスいただいたことで、ライティングなど細かな演出効果を意識するように。キャラクターを見るだけで感情が伝わり、その背景にある物語が感じられるような作品づくりをめざしています。
「WHO’S NEXT?」の受賞作品「ドラゴンと少年」について、作品のコンセプトやこだわった点を教えてください

▲「ドラゴンと少年」
「WHO′S NEXT?」キャラクター部門第1位(2025年)
作品制作では実際のSF映画から着想を得ることが多いのですが、この作品は映画「ヒックとドラゴン」からイメージを膨らませました。「恐怖と勇気」や「仲間との絆」をテーマに、空飛ぶドラゴンとしがみつく少年、その頭上に乗る小さなカエルの仲間を描きました。映画のワンシーンのような躍動感が出るように、ドラゴンの翼や風の流れはスピード感を意識。中でもこだわったのはドラゴンの鱗の造形で、リアルな質感を追求しながら一枚一枚ていねいに描きました。

造形以外にも、ダイナミックさが伝わる構図やキャラクターの魅せ方に力を入れたことが、受賞につながったと感じています。
審査では、一枚の絵として見たときにストーリーが浮かび上がってくるような表現力を評価いただきました。
サイゲームスクリエイティブコンテスト2025の受賞作品「トカゲ星人」はどのような作品でしょうか
映画だけでなく、ワニやイグアナなど爬虫類をモチーフに作品を作ることが多く、この作品は爬虫類の中でも特に好きな「フトアゴヒゲトカゲ」をベースに制作しました。

▲「トカゲ星人」
「サイゲームスクリエイティブコンテスト」学校賞(2025年)
意識したのは、生物としての説得力とキャラクターとしての愛らしさを両立すること。生物をよく観察し、細かな要素や構造を作品に落とし込むことで、説得力が出るように意識しました。
特に鱗の造形には特に力を入れ、単調にならないように大きさや密度に変化をつけ、立体感を表現。また、3体それぞれに体色や装備の違いを持たせ、キャラクターに個性が出るよう仕上げました。
生物としてのリアルさは保ちつつ、正面から見ると顔がにっこりして見えるなどキャラクターとしての愛らしさも表現しています。
2作品の受賞を通じて感じたことを教えてください
これまで個人制作で取り組んでいましたが「自分の実力を試してみたい」と思うようになり、コンテストへの応募を決意。この経験を通じて、これまで以上に「観客」の存在を強く意識するようになりました。
作品を見てどんなことを感じてもらいたいかを突き詰めて考え、コンセプトやテーマ性を重視した制作に取り組んでいます。自分の力不足な部分も見えてきたことで、より完成度の高い作品を作れるようになりたいと、ますます意欲が湧いています。

▲松本さんの作品
さいごに、これからの展望をお聞かせください
ありがたいことに、幼い頃から大好きだったモンスター系ゲームを手掛ける大手ゲームソフトメーカーから内定をいただくことができました。これまで目標をその企業に定め、一つひとつの作品づくりに取り組んできたので、本当に嬉しく思っています。
配属先はまだ決まっていませんが、いつかプレイヤーの記憶に残るモンスターやキャラクターを生み出し、多くの人に長く愛される作品づくりに携わることが今の目標です。

▲作品づくり中の松本さん
ゲーム・CGデザインコースの紹介はこちら
https://univ.osaka-seikei.jp/department/art/gc/
※在学生の表記は2026年7月取材時のものです。
今年春には、かねてより志望していた大手ゲームソフトメーカーへの内定を獲得し、夢への大きな一歩を踏み出しました。
そんな松本さんに、受賞作品へのこだわりや制作への想い、そして今後の展望についてお話を伺いました。
本学を志望した理由や、コースでの学びが作品づくりに役立っていると感じるところを教えてください

▲松本さんの作品
もともと造形することが好きで、パソコンで立体造形ができる3DCGソフト「ZBrush」に興味がありました。
3DCGを本格的に学ぶことで、自分の造形力を伸ばすことができると思い、ゲーム・アプリケーションコース(現ゲーム・CGデザインコース)を志望。授業では造形技術だけでなく、「ZBrush」の機能を活かした効率的かつ表現力の高い制作方法が身についたと感じています。
また、作品を作る中で丹羽先生から「どれだけ造形が良くても、光の当て方次第でキャラクターの魅力が大きく変わる」とアドバイスいただいたことで、ライティングなど細かな演出効果を意識するように。キャラクターを見るだけで感情が伝わり、その背景にある物語が感じられるような作品づくりをめざしています。
「WHO’S NEXT?」の受賞作品「ドラゴンと少年」について、作品のコンセプトやこだわった点を教えてください

▲「ドラゴンと少年」
「WHO′S NEXT?」キャラクター部門第1位(2025年)
作品制作では実際のSF映画から着想を得ることが多いのですが、この作品は映画「ヒックとドラゴン」からイメージを膨らませました。「恐怖と勇気」や「仲間との絆」をテーマに、空飛ぶドラゴンとしがみつく少年、その頭上に乗る小さなカエルの仲間を描きました。映画のワンシーンのような躍動感が出るように、ドラゴンの翼や風の流れはスピード感を意識。中でもこだわったのはドラゴンの鱗の造形で、リアルな質感を追求しながら一枚一枚ていねいに描きました。

造形以外にも、ダイナミックさが伝わる構図やキャラクターの魅せ方に力を入れたことが、受賞につながったと感じています。
審査では、一枚の絵として見たときにストーリーが浮かび上がってくるような表現力を評価いただきました。
サイゲームスクリエイティブコンテスト2025の受賞作品「トカゲ星人」はどのような作品でしょうか
映画だけでなく、ワニやイグアナなど爬虫類をモチーフに作品を作ることが多く、この作品は爬虫類の中でも特に好きな「フトアゴヒゲトカゲ」をベースに制作しました。

▲「トカゲ星人」
「サイゲームスクリエイティブコンテスト」学校賞(2025年)
意識したのは、生物としての説得力とキャラクターとしての愛らしさを両立すること。生物をよく観察し、細かな要素や構造を作品に落とし込むことで、説得力が出るように意識しました。
特に鱗の造形には特に力を入れ、単調にならないように大きさや密度に変化をつけ、立体感を表現。また、3体それぞれに体色や装備の違いを持たせ、キャラクターに個性が出るよう仕上げました。
生物としてのリアルさは保ちつつ、正面から見ると顔がにっこりして見えるなどキャラクターとしての愛らしさも表現しています。
2作品の受賞を通じて感じたことを教えてください
これまで個人制作で取り組んでいましたが「自分の実力を試してみたい」と思うようになり、コンテストへの応募を決意。この経験を通じて、これまで以上に「観客」の存在を強く意識するようになりました。
作品を見てどんなことを感じてもらいたいかを突き詰めて考え、コンセプトやテーマ性を重視した制作に取り組んでいます。自分の力不足な部分も見えてきたことで、より完成度の高い作品を作れるようになりたいと、ますます意欲が湧いています。

▲松本さんの作品
さいごに、これからの展望をお聞かせください
ありがたいことに、幼い頃から大好きだったモンスター系ゲームを手掛ける大手ゲームソフトメーカーから内定をいただくことができました。これまで目標をその企業に定め、一つひとつの作品づくりに取り組んできたので、本当に嬉しく思っています。
配属先はまだ決まっていませんが、いつかプレイヤーの記憶に残るモンスターやキャラクターを生み出し、多くの人に長く愛される作品づくりに携わることが今の目標です。

▲作品づくり中の松本さん
ゲーム・CGデザインコースの紹介はこちら
https://univ.osaka-seikei.jp/department/art/gc/
※在学生の表記は2026年7月取材時のものです。