OSAKA SEIKEI TOPICS
2026.10.26
お知らせ
芸術学部
10月22日(木)、23日(金)の2日間にわたり、第63回全国高等学校美術、工芸教育研究大会〈2026大阪大会〉が、駅前キャンパスおよび南館を会場に開催されました。本大会は、全国の高等学校における美術・工芸教育の充実と振興を目的として開催されたもので、全国各地から美術・工芸教育に携わる教職員や関係者が集い、これからの教育の在り方について考え、学び合う機会となりました。

今大会のテーマは、「すべては『A』からはじめよう ― 美術・工芸教育のイノベーションを考える ~過去→現在→未来~ ―」です。
「A」には、物事の始まりや原点に立ち返るという意味に加え、大阪らしい「ええからはじめよう」という、まずは一歩を踏み出してみようという思いが込められています。
本大会では、「過去」「現在」「未来」を切り口とした三つの分科会が設けられ、それぞれのテーマに沿って研究発表や協議が行われました。
第1分科会「Archiveでおわらない【過去】」
これまでの美術・工芸教育で培われてきた実践や、アナログな素材・技法を用いた表現活動の教育的意義について考える分科会です。デジタル化が進む時代だからこそ、実際に手を動かし、素材と向き合い、試行錯誤する経験の価値を改めて問い直しました。

第2分科会「Art思考と鑑賞教育【現在】」
作品を制作することだけでなく、作品を鑑賞し、多様な価値観に触れ、新たな視点や問いを見いだす学びについて考えました。美術ならではのものの見方や考え方を、これからの学習活動にどのように生かしていくかが重要なテーマとなりました。また、第2分科会では本学芸術学部の仲村准教授による講評も実施されました。
.jpg)

第3分科会「AIと共に【未来】」
生成AIの発展を踏まえ、美術・工芸教育におけるAIの可能性と課題について考えました。AIを単なる便利な道具として捉えるのではなく、人間が創造することの意味や、作者の意図、独自の表現、ものづくりの過程をどのように大切にしていくか。これからの教育に向けた新たな視点を共有する機会となりました。

また、大学ブースも設置され、各大学の担当者と美術教員が交流を深める様子も見られました。
