VVNEW映像・ボイスクリエイターコース

ニーズの高い映像スキルを身につけ、
あらゆる分野で活躍するクリエイターに!

Netflix、インスタグラム、YouTubeなど現代的なメディアのすべてに映像があふれています。

ドラマやCM、ミュージックビデオなどを武器に映像プラットフォームが存在感を強める今、
画面を躍動的にするモーショングラフィックスや撮影はもちろん、音やシナリオでインパクトを与える
テクニックを磨き、さまざまなビジネスの分野で必要とされる人材を育成します。

| NEW |VISION AND VOICE CREATOR COURSE

映像と音でインパクト絶大、

活躍できる場=無限大

FIELDOF
LEARNING
コースの領域

01

CM・ドラマ・映画
ミュージックビデオ

映像と一口に言ってもジャンルはさまざま。シリアスな内容からインパクト重視なものまで……そのジャンルごとに、シナリオや企画書の書き方、撮影機材の使い方や編集の作法が少しずつ異なります。本コースでは複数の授業によってさまざまなジャンルの企画に取り組み、実際に制作し、あらゆる業界で活躍できる人材をめざします。

「推しと彼」 水野 智葉
CM制作授業 撮影風景
「Techno in the Kitchen」
藤本 隼人
CM制作動画「@ BETA」

02

ライブストリーミング・
SNS

動画を配信する映像プラットフォームでは、ライブやトークの楽しさをいかに伝えるかが再生数に直結します。本コースでは自分たちで映像イベントを運営し、そのなかでライブ配信を体験。機材を扱う技術力に加え、トークの組み立て方、ゲストを呼ぶタイミングといった構成力を磨くことができます。

3年生展
「続きはWebで?
……いいえ、此処で。
vol.2」
トークライブ配信

03

音声表現・パフォーマンス

台詞、効果音、音楽。音にまつわるテクニックは映像をひきたたせる大事な要素。そして被写体(人物・アバター)がどのように振る舞うかは、作品の価値を大きく左右します。本コースでは録音やアフレコに加え、シナリオ、演技、キャスティングから音楽文化にいたるまで、メディアに必要な価値のすべてを学ぶことができます。

「その先の世界」(合成・振付・歌唱)中垣 智菜

FEATURE学びの特徴

1 2年次

キャラクターの魅力を活かす
演出ができるエンターテインメントの
発想力と構成力を身につける

企画・シナリオ・絵コンテ
映像コンテンツを作るプロセスでは、内容を考える「企画」の手順が極めて大切です。シナリオや絵コンテは、企画者の頭の中にある構想を制作スタッフに開示するための重要な資料ですが、なかでもプロが強く意識するポイント=登場人物(キャラクター)の活かし方を重視した読み方・書き方をレクチャーします。その際、企画をレベルアップする具体的な「演出」の手法について指導し、実際の撮影に挑む土台を構築します。

あらゆるジャンルの動画を制作できる
基礎的な技術力と表現力を修得する

ソフトウェア・撮影・録音・編集
面白い企画を形にするには、カメラやマイクの使い方に始まり、編集やVFXに関わるソフトウェアの修得が不可欠です。撮影には一体型ビデオカメラからプロ仕様のレンズ交換式カメラまで、録音もピンマイクからガンマイクまで場面ごとの使いわけを体験。編集ではそれらの動画に写真・イラスト・CGなどの動的なグラフィック要素をどう混在させるか、さらに効果音や音楽、アフレコなどでどのように完成へと導くかをていねいに指導します。

出演者とスタッフの両方を体験できる
演技やオーディションの機会が充実

演技・セルフプロデュース
商業アニメの素材を使うアフレコの授業や、プロの声優・ナレーターを講師に招く表現の授業を通じ、裏方だけではなく表方としてのセルフプロデュース能力と発信力を鍛えます。また本コースには在学中デビューをめざす声優・俳優志望者、あるいは実際にデビューしたミュージシャンや人気の配信者が在籍。学年を隔てた交流も盛んで、上級生の主催するオーディションには1年生から参加できるため、声優や俳優をめざす学生はモチベーションを高く維持できます。

3 4年次

プロと遜色ない多彩な表現を可能にする
最先端のテクニックを探求し、
個人作品を強化

VFX・モーションキャプチャー・
モーショングラフィックス
グリーンバックで撮影された実写をCGと合成するといったVFXに習熟することで、表現の幅は一気に広がります。さらにアバター(バーチャルキャラクター)を自分の手足で動かすモーションキャプチャー、デザインされた図形やパターンを大胆に動かすモーショングラフィックス(アニメーション)の授業も充実。映像と名のつくあらゆるテクニックを磨くことができるため、3年生から本格化する作品制作の質は一気にプロレベルへと高まります。

メディアでバズる・
コンテストで入賞する大胆な企画、
繊細な表現で世界にチャレンジ

作品制作・イベント運営・プロモーション
個人の作品として広くアピールできる企画を練り、制作、発表します。近年、全国レベルの映像コンテストに2年連続で3年生が入賞を果たしました。また本物の商業施設を使った上映イベントを学生主導で企画・運営。Webサイトやポスターのデザイン、観客を前にしたトークライブにも挑戦し、作品を完成させるだけに終わらず、社会を巻き込むコミュニケーション能力を磨き、真のメディア人へと成長を遂げた上で社会へと巣立つことになります。
MESSAGE

目標は、自分の作品を撮りながら
演者としても輝けるような
ハイブリッドなクリエイター。

依光 駿弥

「在学中デビュー」をめざすなどエンターテインメント業界で活躍できる人材育成に魅力を感じて志望。映像の編集から演技、自分の作品の宣伝の仕方など多彩な分野を学んでいるので、今後は自分の作品を撮りたいと考えています。同時に先輩方の作品に出演する機会も多く、横と縦のつながりが深まり、幅広い交流ができるのも魅力。将来の夢は演者になることなので、できるだけ多くのオーディションに参加できるように努めています。

MESSAGE

映像コンテンツ制作を
陰で支えるエキスパートに
必要なスキルを磨いています。

三ツ村 有未

デザインを専攻していた高校在学中に映像制作に興味を持ち、少人数で専門的に学べる環境に魅力を感じて本コースを選びました。撮影・編集・音声など幅広いスキルの修得はもとより、仲間と連携して、技術・演技・ディレクションなど、さまざまな役割を経験し、作品づくりができるのが貴重です。将来、映像制作職に就けるように、さらなる技術向上とプロとしての専門性、より複雑な作品制作への挑戦、学外との連携を深めたいと思います。

「器」

COURSE TOPICSコーストピックス

最新の設備で表現の幅を広げ、
あらゆる映像プラットフォームで活躍できるクリエイターに。

STUDIO
01

GREEN

背景を合成するための撮影スペース。モーション・フェイシャルキャプチャーでVTuberの制作にも対応。

STUDIO
02

DAY

窓からの採光によるデイライト撮影スペース。住居のリビングなどを意識した家具で構成される。

STUDIO
03

NIGHT

インドアのライティングを基本とする撮影スペース。カフェなどを意識した什器類で構成される。

最新機材を使用した実践的な授業を展開

レンズ交換式ビデオカメラ

4K120p撮影に対応するSONY FX3や、6K撮影を可能にするBlackmagic cinema cameraなど合計5チェーンを保有。企画に応じて使い分けができます。

ハイエンド交換レンズ群

短焦点のアナログレンズから光学手ぶれ補正付のズームレンズまで、またマウント方式はE、EF、MFTなど複数の業界標準規格に対応します。

モニター・スイッチャー

4K撮影対応の小型〜中型モバイルモニター、および上映用の65インチクラスの大型モニターに加え、ライブ配信用スイッチャー ATEM mini pro を保有します。

ジンバル・クレーン

移動撮影を可能にするジンバルを3種類備え、軽量なスマートフォンから重量級のシネマカメラまで幅広くカバーしています。3メートル級の三脚、手動および電動のジブクレーンやスライダーなど、一般的な特機のほとんどをスタジオ内で利用できます。

教員メッセージ

コース主任浅田 伸教授Shin Asada

3つのスキルをバランスよく磨いてメディアで活躍できる表現者に。

本コースでは、テレビや映画はもちろん、NetflixやYouTube、TikTok、インスタグラムなど、あらゆるメディアで活躍できるクリエイターを育成します。そのため、天候を問わず学内で撮影できるスタジオが不可欠と考え、VFXに必要なグリーンバックなど3通りのセットと最新の機材を常設し、自撮り動画から本格的なドラマ作りまで幅広く対応しています。

WORKSBYSTUDENTS在校生インタビュー

「第7回フェローズフィルムフェスティバル」で245作品の中から審査員特別賞を受賞!
本学から2年連続入賞!

若手登竜門とも言える4分以内の短編映画のコンペティション「フェローズフィルムフェスティバル」。第7回のコンペティションで審査員特別賞を受賞した、本コース3年生炭井逸暉さんに受賞作品「テレポートキャンディ」の制作についてお伺いしました。

STUDENT
INTERVIEW

炭井 逸暉Itsuki Sumii

高校生のときから映像制作に携わってきたそうですが、本コースへの進学を決めた理由について教えてください。
小学生の頃から思い出や瞬間を記録するのが好きで、携帯型ゲーム機のカメラで日常的に撮影していました。中学生でスマートフォンの動画編集アプリを使い始めて映像づくりに夢中になり、高校では映像デザイン科に進学。技術面を学んだ高校時代を経て、企画力や表現力を培える本コースを選びました。特に力になっているのは、1年次の基礎演習で学んだシナリオの書き方や、2年次に挑戦した企業連携のCM制作プロジェクトです。ヒアリングから企画、撮影まで商業映像の基本を実践的に学べた経験が、今回の受賞につながったと感じています。
今回の作品、「テレポートキャンディ」の制作のきっかけとこだわりを教えてください。
3年次の授業の一環で企画運営される「3年生展」に出展するため制作をしました。特にこだわったのはシナリオです。コース主任の浅田先生のアドバイスを受けながら、4分の映像で登場人物の個性が活きる構成を心がけました。そして超能力を信じる主人公が同級生に気味悪がられる暗い設定でありながら、最後はクスッと笑えるユーモアが感じられるよう何度も書き直しました。シナリオのブラッシュアップをしっかり重ねた結果、キャスティングやロケーションの選定、固定カメラを使った画角の工夫、カラーグレーディング(色彩補正)などの細部にまでこだわることができ、自分らしい世界観を表現できたと思います。
作品が審査員特別賞を受賞し、映画館で上映されました。そのときの気持ちを教えてください。
映画館のスクリーンに作品が映し出されたときは、夢が叶ったと喜びを感じる一方で、制作時には気がつかなかった粗が見つかるなど新たな課題も発見しました。審査員の映画監督からは「今すぐにでもドラマを撮れる。プロフェッショナルとしての才能を感じる」と講評をいただき、本当にうれしかったです。特に構成とカメラのカットワークを高く評価されたことは、大きな自信になりました。
これからの展望と本コースをめざす皆さんにメッセージをお願いします。
現在、映像ディレクターをめざして映像系企業への就職活動を行っています。将来は、自分の企画で映画やテレビ番組を制作することが目標です。本コースでは、制作現場で活躍する先生方から直接アドバイスを受けられ、映像制作やCG、アバター制作、アフレコなど、幅広い技術や表現を学べます。映像に関わることをめざす方は、本コースで「好きなこと」を見つけて挑戦してみてください。私は、今回の受賞を通じて、好きなことを突き詰めれば、技術も表現も磨かれると実感しました。この経験を糧に、自分らしい作品づくりに挑戦していきたいと考えています。
「テレポートキャンディ」
あらすじ
超能力、超常現象好きの主人公が、高架下にて怪しげな露店を構える男と出会う。露店には不思議な雑貨がたくさん売っており、男は瞬間移動が使えるようになる飴、「テレポートキャンディ」を主人公に勧める。主人公はその飴を食べ、瞬間移動する能力を身につけるが…。
フェローズフィルム フェスティバル
クリエイティブ派遣会社の株式会社フェローズが主催する短編映画祭。国内の学生を対象に4分以内のショートフィルムを募集。選出された作品は都内の映画館で上映されるほか、最優秀作品はテレビにて放送されます。

第6回 フェローズフィルムフェスティバル

100作品を超える応募の中から
学生部門「特別招待作品」の6作品に選出!

本コースから「フェローズフィルムフェスティバル」において2年連続で入賞する快挙を成し遂げました。2023年度の第6回では、4年次(選出時は3年次)の佐々木優妃さんが、自身の経験から着想を得て企画・監督した作品「姉妹」が、応募総数116点の中から特別招待作品6作品のうちの一つに選出。作品は、渋谷区の映画館「ユーロライブ」で開催された授賞式にて上映されました。

ACHIEVEMENTS就職実績

コース初となる卒業生からのメッセージ。
本コースから初となる卒業生の作品とコースでの学びや
メッセージを紹介いたします!

PICK UP01

株式会社東通インフィニティー
(映像制作 編集技術職)

MESSAGE

関西東通グループで
グループワーク力や映像の
専門的な知識を活かしたい。

柳樂 礼音

3月頃から6社くらい受けた中で、関西東通グループで制作・ポスプロ・イベント映像・VP制作などの部門を担当する企業から内定を獲得。最も就きたい職種は編集職ですが、テロップの作成やカメラマンなども興味があるとアピールできたのは、映像に特化した本コースの教育環境のおかげです。企画や撮影、テロップ、映像編集、音声編集など分業で成り立つ映像制作は、人とコミュニケーションを取り一緒になって取り組むことが大切。大学で身につけたグループワーク力や映像に関する専門的な知識など学んだことを最大限に活かして頑張りたいと思います。

「midnight creative drive」

PICK UP02

株式会社クリーク・アンド・リバー社
(映像専門職)

MESSAGE

現代にあふれる映像表現に
埋没しないコンテンツを
自分でつくりたい。

野﨑 遼太郎

映像系に限ってもテレビ、ライブ配信、YouTube、インナーブランディングなど幅広い経験が積めるとともに、入社時から各自にエージェントがつくことに魅力を感じて内定先を志望。就職活動は3年次の2月から始め、最終的に25社程度受けました。映像が身近にある現代で、本当に格好いいコンテンツを自分の手で制作したいという気持ちから入学した本コースでは、映像全般はもちろん、編集や色について多くを学びました。特に複数のカメラで撮った映像の色を統一して、それから映像の内容に合った色味にする映像スキルは必ず現場で活かせると思います。

「サッカー部で青春を謳歌しよう」
花園サッカー部

PICK UP03

株式会社クラウディアコスチュームサービス
(ブライダル)

MESSAGE

結婚式という晴れ舞台で
お客様から信頼される
カメラマンをめざします。

矢倉 優依

就職先はドレス制作や結婚式のプロデュース、ヘアメイクなど幅広く事業を展開し、お客様が結婚式に懸ける想いに寄りそうことができると感じて志望。配属先はブランドマーケティング事業部で、主にウェディングのスナップアルバムや型物写真の撮影、ムービーの制作などを行う部署です。動画の編集だけでなく、企画や撮影、録音など「なんでもできるクリエイター」になるためのカリキュラムは、とても実践的で即戦力になれる力が身につきました。プレゼンテーションなどで得た自身の作品をPRする力を活かして、お客様に指名されるようなカメラマンになりたいです。

「不安」

教員メッセージ

辰巳 清教授Kiyoshi Tatsumi

2024年度の本コースの就職内定率は100%で、うち9割が映像関連の専門職に進みました。私が担当する3年生の「仕事とキャリア」の授業では卒業後の進路決定に向けて必要な力を身につけます。授業では就職活動時のエントリーシートに記載する自己PRや志望動機などを文章化し、その内容に基づいた面接トーク原稿を作成します。さらに面接トークを自撮りして提出し、教員からの助言を受けて、学生同士の模擬面接を繰り返します。エンターテインメント業界に進みたい学生に合わせた授業で専門職への就職を応援しています。

※バーチャルメディア・ボイスクリエイターコース実績 
※掲載作品は在学中の本人の作品です。