STUDENT
INTERVIEW
石井 愛珠Manami Ishii
DESIGN DOCUMENT01
企画の中に盛り込む
自分の「好き」なものへの想い
小学生の頃から、縫い物とファッションが好きでした。マスコットサイズの小さな服を自分で考えて縫ったり、中学校の入学祝いにミシンを買ってもらったりするほど。「好きなものを形にしたい」。その想いから、平面のデザインを立体的な服へとつくり上げるパタンナーに憧れるように。このシャツも私が好きな白菜に着想を得て、胸元の模様をデザインしました。また、ブランドのコンセプトやテーマ、着てもらいたい年齢層も意識してつくりました。
DESIGN IMAGE02
幅広い分野を学びながらも
専門性を深めていく
1年次はデッサンや一般教養の授業が中心。2年次には専門的な授業も増えてきました。後期には企画をもとに初めてデザイン画を描き、パターンを引いて衣装をつくりました。専門学校は学べるものが一つの分野に絞られがちですが、本学ではデザイン・パターンメイキング・縫製・テキスタイルデザインなど幅広く学ぶことができます。そのおかげで職種に縛られることなく、将来の選択肢を幅広く持つことができました。
PATTERN MAIKING03
パターンメイキングを繰り返し
就職試験の自信に
パターンメイキングは、週に1回ほど特別課題をいただくなど、先生から特に力を入れてご指導いただきました。サイズ展開がしやすいように、直線をきれいに引くことや濃い線と薄い線の区別をはっきりさせることなど、線の引き方一つとっても細かくご指導いただいたことは自分の身になったと思います。就職試験に対しても、何回もデザイン画からパターンを引く練習をしたことで自信を持って実技試験に臨めました。
FASHION SHOW04
衣服に込められた
ストーリーを伝える
パタンナーへ
1・2年次の学修成果を発表する3年生展や、フィリピンでの子どもたちのファッションショーなど、4年間でいくつもの作品を制作してきました。特に初めてデザインから考えた写真の作品は思い出深いものです。作品づくりを通して、一つひとつの衣服には、ストーリーがあることを学びました。デザイナーの考えや、衣服に関わる人の想いを汲み取り、それを伝えられるパタンナーにこれからなっていきたいと思います。