AINEW建築・インテリアデザインコース

自由な発想を大切にしながら、
快適な生活をデザインする。

身のまわりにある生活雑貨、何気なく利用しているカフェまで、
生活の背景にはいつもデザイナーの仕事があります。

誰もが関わっている“生活”を提案していくことが、本コースでの学び。
楽しくて快適な未来の暮らしをつくるプロフェッショナルを育てます。

2026年4月
インテリア・プロダクトデザインコースが
建築・インテリアデザインコース

建築から製品まで、

あなたのアイデアが形になる。

FEATURE学びの特徴

建築ARCHITECTURE

芸術学部で建築デザインを学ぶ5つの魅力(メリット)

芸術学部で建築を学ぶ魅力を最大限に活かせるカリキュラムを用意しています。

  • 01創造性や美的感覚を重視し、「デザイン思考」のトレーニングを強化
  • 02アート関連の知識やスキルを活かし、デジタルとアナログの両輪で建築デザインの可能性を拡張
  • 03産官学連携プロジェクトを通じて、表現力を磨き、プレゼンテーション力を成長
  • 04サステナビリティを意識し、人々の心に響く設計能力を提供し、デザイナーとしての独自性を確立
  • 05海外研修を通じて国際的なデザインのトレンドを学び、グローバルなプロジェクトに適応
施設デザイン
住宅デザイン
セルフビルド
CG

PICK UP

一級建築士受験資格が取得可能!

インテリアを専門とする学びでは、関連業種への就職を見越した、実務体験や資格取得へのフォロー体制の重要性が年々高まっています。 建築・インテリアデザインコースでは国家資格の建築士受験資格を取得できます。

取得できる資格
  • ※1 所定科目の単位修得が必要です。
  • ※2 実務経験が必要です。
  • 一級建築士(国家試験・受験資格)※1 ※2
  • 二級建築士・木造建築士(国家試験・受験資格)※1
  • インテリアコーディネーター
  • インテリアプランナー
  • 建築施工管理技士1級•2級(国家試験)※2
  • 造園施工管理技士1級•2級(国家試験)※2
MESSAGE

インテリアやプロダクトに加え、
建築での学びを
将来の糧にしたい。

髙井 嘉人

小さい頃からものづくりが好きで、木工と建築の両方を学びたいと思い、本コースへの進学を決意。施設や住宅などの模型を制作する建築の授業では、データではわからない内装の雰囲気や建物のスケール感をリアルに感じることができました。インテリアやプロダクトだけでなく、建築の知識も身につけることで、デザインの幅が広がっています。造形ファクトリーで磨いた木工の技術と授業で学んだ建築の知識を、将来に活かしたいです。

アナログとデジタルの
両輪で学ぶ

ANALOG

木工、金工などの造形技術の知識、技術の修得、専門の技術に関する支援を行う「造形ファクトリー」では専門の技術スタッフが常駐し、造形専門技術の学修をサポートします。

DIGITAL

最新の技術を身につけるため、最先端の機材を導入し、「デジタルファクトリー」をオープンさせました。デジタルデザインに高度に対応できる人材を育みます。

ANALOG PRODUCT

家具づくり

木材や金属、繊維などさまざまな素材を使った家具づくりを経験し、実践を通じて生活空間をデザインする技術を身につけます。こだわりを持って徹底的にモノづくりができる環境が充実しています。

DIGITAL PRODUCT

3Dプリンタ

インテリア・プロダクトの分野では、近年デジタルテクノロジーの活用がとても重要になっています。レーザーカッターやCNCマシン、3Dプリンタなどのデジタル工作機械によって、素材を切り出し、成形するデジタルファブリケーションの技術を身につけます。

ANALOG ARCHITECTURE

セルフビルドハウス

子どもの頃に遊び、憧れた基地づくりやツリーハウス。実際に利用される小さな小屋を自分たちの手でつくってしまうプロジェクト。小さくも、そこには大きな家につながるポイントが揃っているので、たくさんの学びがあります。

茶室づくり

DIGITAL ARCHITECTURE

体感的に学べるVR教材

建築VRによる授業で、まるで実際の住空間にいるような距離やスケール感を体感することができます。身体感覚を通じた最新の学びにより効率的なスキルアップを図ります。

サステナブル ボタニカル

SUSTAINABLE
DESIGN

BOTANICAL
DESIGN

SDGsを背景にしたサステナブルデザインを基本に、未来を見据えたボタニカルデザインを授業で展開

地球環境に優しいサステナビリティ、社会貢献、災害やパンデミックへの対応など、現代社会と企業から求められるSDGsを実現するデザインについて深く学びます。さらに今後社会変革をもたらす自然環境へと学びを広げ、未来の社会で活躍できるデザイン力を身につけます。誰もが関わっている生活を提案していくことが、建築・インテリアデザインコースでの学び。楽しくて快適な未来の暮らしをつくるプロフェッショナルをめざします。

トマス・ヘザウィック
設計の The Hive

PICK UP01

シンガポール研修

シンガポールデザインウィークで
プロデザイナーの実務を体験!

アジアを代表するデザインの祭典・シンガポールデザインウィークに参加し、作品を出品。展示ブースの企画、デザイン、制作を行います。会場には一般客のほか、プロのデザイナーも来場。作品を英語でプレゼンテーションし、営業販売することでプロとしての実務を体験します。

PICK UP02

サステナブルデザイン

卒業生の作品を
AIR HUB TOKYOで展示

2024年秋、Panasonicの業務用空質空調ソリューションの実験施設“AIR HUB TOKYO”にて本コースの卒業生、中川沙和さんの卒業作品が展示されました。エアロポニック(植物を空中で栽培する)技術を用いた、未来の植物園を構想したプロジェクトで、納入日には指導教員である山中コ~ジ准教授や、勤務先のデザインアークの関係者も出席。中川さんから参加者へのプレゼンテーションも行われました。

卒業生
中川 沙和

PICK UP03

3年生展

グランフロント大阪にて
3年生展を開催!

グランフロント大阪にあるミラタップ大阪ショールームにて、3年生展を開催。これまで学んできた専門分野の集大成を発表する企画展で、スペースデザインを中心としたインテリア系、雑貨や家具のデザインを中心としたプロダクト系ともに力作が並びました。特に多かったのは、SDGsを意識した作品。本コースで取り組んでいる「サステナブルデザイン」などの学びが活かされています。

FIELDOF
LEARNING
コースの領域

さまざまなジャンルから学べる、選べる。進化してさらに広がる領域。

学びの数だけ面白さが広がります!建築から生活雑貨までコースで学べる範囲は、想像以上の広さです。
学びながら自分に合っている分野を選び、そこからプロとして通用するテクニックを身につけます。

01

照明

インテリアデザインにとって大切な“明かり”をデザイン。基礎実習で学んだアートの基本をデザインに活かして、独創性あふれる“照明”として表現します。
作品:安藤 照琉

02

ショップインテリア

企業からの課題に応えて取り組むショップデザイン。コンセプトやターゲットを明確にした上でアイデアを提案し、実践できるテクニックを学びます。
作品:原田 ましろ

03

ディスプレイ

カスタマーの立場でポップアップショップを企画。商品の魅力を伝え、心をつかむためのディスプレイをデザインします。
作品:井上 大夢

04

住宅

インテリアデザインの基本を学ぶため、自分の部屋をデザインします。さらにインテリアの延長線上にある建築として、住宅を一から設計します。
作品:川辺 茜

05

生活雑貨

さまざまな素材を使って、生活の中で使う雑貨のデザイン、制作に取り組みます。自分でデザインして、自分でつくって、自分で使える楽しみを味わえます。
作品:石井 幸絵

06

家具

プロが使う先端設備を完備した学内工房「造形ファクトリー」を活用して、オリジナルデザインの作品を自分の手でつくりあげます。
作品:奥川 彩乃

07

建築

家具やインテリア、照明や設備、材料から構造まで、あらゆる分野のデザインを結集して、さまざまなジャンルの建築にトライします。
作品:藤森 美安

PICK UP

特別講師金岡又右衛門

明治13年以前創業の花き生産農家の四代目。薔薇園植物場をはじめとするバラエングループの代表を務める。2015年には、国内外での森林保護活動が評価され、ウッドデザイン賞を受賞。ガーデンデザインやプランツデザインも行い、国境を超えた交流事業を展開するなどボタニカルプロデューサーとしても活躍。森林利用のためのコンテンツを海外の視点から考え、研究や開発を進めている。

対象授業 【ディスプレイ】【 屋外施設】

授業
紹介
造形芸術専門基礎演習1
「グリーンポット」

1年生前期には、さっそく観葉植物の鉢を覆うグリーンポットをつくります。基礎造形の自由な発想を活かして、植物の魅力を引き立て生活に変化と彩りを与えるプロダクト制作です。

教員メッセージ

コース主任赤西 信哉教授Shinya Akanishi
  • 造形初動演習
  • 造形芸術概論
  • 専門基幹演習
  • 専門展開演習
  • 卒業研究・制作

誰かの役に立つデザインを
自らの手でつくり上げよう。

人々の生活や社会をよりよくしていくためには何が必要か?人のために何ができるかを真剣に考え具体化していくことが本コースの学びです。思い描いた理想像を、自分の手で実際につくり上げて体験することで、本当に役立つ物づくりを学ぶことが大切です。

PROFILE

京都市立芸術大学修士課程修了。専門はプロダクトデザイン、家具デザイン。デザインのみならず自ら木工職人として制作を行う。オリジナルブランドを立ち上げ国内外で発表を行う。

COURSE TOPICSコーストピックス

COLLABORATION産官学連携

地域や企業と連携した、
実践力が身につく授業を展開

CASE01

子どもと一緒に
“成長”するオリジナル本棚が、
ふるさと納税の返礼品として製品化

産学連携授業で3年の髙田恭加さんが手掛けた「ファースト本棚」は、スタッキングして目線に合う高さに変えることで、成長とともに使い続けられます。舐めても安心な三河材(ヒノキ)でつくられ、倒れにくい設計など、安全面にも十分配慮。職人のハンドメイドによりデザインや色を選んだり文字を入れたりできるため、世界でその子だけのオリジナル本棚が完成します。この商品は愛知県ふるさと納税の返礼品として販売されます。

CASE02

大阪府と連携した授業で
府内産木材を使った
椅子をデザイン・制作し、
「椅子展2024」にて展示

2年生前期に取り組んだ大阪府との官学連携授業では、本コースの学生21名が大阪府産のヒノキとスギを材料とした椅子のデザインを考案。DIYを想定した図面でもあることから、自ら制作も行いました。成果作品の発表として「椅子展2024」を開催し、オリジナリティあふれる作品を展示。本コースではこれからも地域産材の利活用など、SDGsを意識したデザイン提案を続けていきます。

COMPETITIONコンペティション

全国規模のコンペティションに次々と入賞・受賞

本コースでは毎年学生がさまざまな賞に作品を出展し、見事な成績を収めています。

CASE03

「第55回 毎日・DAS学生デザイン賞大学生の部『金の卵賞』」にて

「プロダクト部門賞」を受賞

2024年の卒業生、小松未来さんが在学中に制作・応募した作品「Lumiea」が、「第55回毎日・DAS学生デザイン賞 大学生の部『金の卵賞』」において、「プロダクト部門賞」を受賞しました。破棄という概念を持たない「空気」をサステナブルな素材として捉えたシャンデリアを提案。吊り下げ方によって見た目が変化するデザインや軽量ならではの気軽さ、素材の安全性が高く評価されました。

「Lumiea」 小松 未来

CASE04

「第28回エンチョーDIYグランプリ」で
「DIY一般部門プロダクトデザイン賞
優秀賞」を受賞

原田ましろさんが2年次に制作した「kitchen stool」が「第28回エンチョーDIYグランプリ」において「DIY一般部門プロダクトデザイン賞優秀賞」を受賞しました。この作品は、家事負担を軽減するために、キッチンで気軽に座れる腰掛けとして使用できるようにデザイン。角材を組み上げたフレームのシルエットや編み込んだ座面の湾曲構造が特徴的で、特に座面の湾曲部分の接着や身体に触れる部分の仕上げにこだわり、使いやすさと美しさを両立させました。

「kitchen stool」 原田 ましろ

CASE05

「第7回全国合板1枚・作品コンペ」で
グランプリ(林野庁長官賞)を受賞

国産合板を1枚使用し、その可能性と魅力を引き出す作品が集う「全国合板1枚・作品コンペ」において、2年生の村井翔吾さんの足置き、荷物置き、座面、背もたれを一体化させた椅子、「trekantet stol」がグランプリ(林野庁長官賞)を受賞しました。合板の割れにくい特性を活かしたS字型の形状を3方向に向けて組み合わせ、座る位置や姿勢を自由に選べる柔らかな座り心地を実現。また、組み立て式の設計と造形美の高さも評価されました。

「trekantet stol」 村井 翔吾

ACHIEVEMENTS就職実績

「好き」を仕事にして、社会で活躍する卒業生。幅広い技術を磨き、夢をつかんだ先輩たち。

PICK UP01

三菱地所コミュニティ株式會社
ジャスミン・ムスタファ

MESSAGE

日本のインテリアに関心があり、和のデザインを学ぶために日本に留学。内装だけでなくプロダクトも学べる本コースに魅力を感じて、入学しました。就職活動はキャリアデザインの授業で得た知識をもとに、先生や周囲のサポートを受けながら進め、4カ国語を話せる幅広い言語力をアピールすることで心から働きたい企業から内定を獲得。現在は住宅管理サービス職を通じて日本と海外を結ぶ架け橋の一員として、本学で身につけた計画性や実践力、パソコンスキルを活用し、グローバルに活躍できる人材として頑張っています。

4カ国語話者の
強みを活かして
日本と海外を
結ぶ架け橋に。

PICK UP02

株式会社カッシーナ・イクスシー
小松 未来

MESSAGE

現在、特注担当として、お客様の空間に最適な家具の設計を担当しています。特注家具は毎回異なる構造や製作方法に取り組むことが求められ、毎日新しい学びがあります。納品時に実際の空間とお客様の反応を直接見ることができる瞬間は大きな達成感を実感。作品の一部を外注し、図面を描いて工場の方と製作方法を相談しながら進めた3年生展での経験は、現在の実務に直結しており、とても役立っています。本学は私にとって、知識を得るだけでなく、自分のアイデアを形にして「ものづくりの面白さに出会えた場」でした。

「U-dual」
「2022年度グッドデザイン・ニューホープ賞
(物のデザイン カテゴリー)」で入選
高度なスキルが求められる
プロダクトの設計には
実践的な学びが役立っている。

PICK UP03

株式会社スペース 

MESSAGE

インテリアからプロダクトに至る学びを
「商空間」のプロデュースに活かしたい。

原田 ましろ

顧客対応からデザイン、施工管理まで一貫して商空間のプロデュースができる点に魅力を感じて就職先を志望。インターンシップを経て第一志望を就職先に定め、「専門の学び」「アナログとデジタル」「実物制作」「サービス・クライアント」の4項目を通じて、本学で学んだ実践力をアピール。エントリーシートの添削や面接練習など、就職部のサポートも助けになりました。インテリアからプロダクトまで幅広い分野でのデザイン力と授業外で培った広い視野、提案力は必ず活かせると思います。

PICK UP04

阪神園芸株式会社 

MESSAGE

室内空間や建築、デザインのスキルを
造園や剪定にも活かしていきたい。

金丸 将人

2年次のインターンシップで日本庭園の手入れ作業を体験し、自然を扱う楽しさに興味を深めたことから志望する会社を決定。ポートフォリオ制作に苦心しましたが、先生方や就職部の支えがあり内定を獲得できました。本学に入学するまで建築やインテリアに関する知識は持っていませんでしたが、色彩やデッサン、図面の描き方、CADの使い方を授業でしっかり身につけました。本学で学んだ内装のレイアウトや建築の見せ方、デザインのスキルを、造園や植物の剪定にも活かしたいです。

PICK UP05

日本ステージ株式会社

MESSAGE

ライブやフェスを“デザイン”することで
音楽業界を支える人材になりたい。

青木 太陽

バンドのライブやフェスが大好きで、好きなアーティストのライブも手掛けていることから就職先を志望。ポートフォリオ制作で苦労しましたが、家具のデザインだけでなく実際に制作した実績や授業外での活動や音楽活動の趣味をアピールしました。少人数制なので教授が一人ずつに的確で具体的なアドバイスをしてくださるのも魅力です。デザインのスキルをはじめ、IllustratorやPhotoshop、CADの資格を活かし、憧れのアーティストたちを支え、業界の力になりたいと考えています。

※掲載作品は在学中の本人の作品です。

主な就職先一覧

コースでの学びを活かし、
生活に関わる幅広い職種に就職しています。

建築・不動産
  • 住友不動産
  • 三菱地所コミュニティ
  • フロンティアホールディングス
  • cafe co.
  • CONY JAPAN
  • デザインアーク
  • 共栄植木
インテリア・
ディスプレイ
  • セキスイデザインワークス
  • パナソニック リフォーム
  • 近創
  • 築柴
  • トーガシ
  • 吉忠マネキン
  • 彩ユニオン
建築プロダクト
  • ミラタップ
  • 傳來工房
  • 平田タイル
  • ウエスト
  • カクダイ
  • 村上木材
  • ジャクエツ
家具
  • カッシーナ・イクスシー
  • アクタス
  • カンディハウス
  • アダル
  • 相合家具製作所
  • 飛騨産業
  • a.depeche
雑貨・プロダクト
  • スーベニール
  • ANGERS
  • イデア・インターナショナル
  • バル・コーポレーション
  • ライクイット
  • カインズ
  • オウルテック
パッケージ・
アクセサリー・演出
  • ザ・パック
  • アクシージア
  • アフラックス
  • ビジョンメガネ
  • 宝塚舞台
  • エス・シー・アライアンス
  • エスクリ